ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県北安曇郡白馬村の山麓にある親海湿原の奧の斜面では、カタクリはまだ蕾でした

2019年05月05日 | 旅行
 長野県北安曇郡白馬村神城佐野の山麓にある姫川源流自然探勝園の中の親海湿原では、カタクリが蕾を膨らませていました。

 姫川源流探勝園の中の親海湿原(およみしつげん)の入り口から木道を進みました。湿地では、ミツカシワが育ち始めている感じでした。



 白馬村の南端にある姫川源流自然探勝園の親海湿原は、長野県大町市北部にある青木湖の山麓の下側にあります。このため、青木湖の水が深い森の斜面からしみ出して、姫川源流をつくっています。



 親海湿原の奥にある斜面の森の下側から水がすこしずつ湧き出ています。

 その斜面沿いに遊歩道があり、ここを歩きました。その斜面の下側には落ち葉がつもり、その中からカタクリが蕾を出しています。





 この斜面は雪が融けてやっと地表が出た様子です。そして、カタクリがやっと蕾を出した様子です。

 斜面の場所によっては、カタクリは花を開いています。この斜面に上部にもカタクリが群生しています。





 関東地方では、カタクリは4月初めには花を咲かせていました。このことから、白馬村の春到来がかなち遅いことがよく分かります。

 同様に、アズマイチゲなどが花を咲かせ始めています。



 この日は小雨模様のために、多くのアズマイチゲの花は蕾のままでした。

 花が小さいスミレもたくさん咲いています。白い花のスミレです。



 少し薄紫色のスミレも咲き始めています。





 この日は小雨模様で、雲が山にかかっていました。春の進みが留まっています。



 明日になって天気が晴れると、カタクリやアズマイチゲ、スミレなどは一気に開花しそうです。

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
親海湿原 (COP10)
2019-05-05 01:42:34
白馬村にある親海湿原は、残雪がやっと消えたばかりの湿原で、山野草はこれから開花する様子ですね。
カタクリの花もやっと蕾になり、もうすぐ花を開きます。
花には昆虫がやって来そうですね。
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COP10さま (ヒトリシズカ)
2019-05-05 05:25:01
COP10さま

コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。

長野県北安曇郡白馬村神城佐野の山麓にある姫川源流自然探勝園の中の親海湿原は雪融けが済んだ後だったようです。

ご指摘の通りに、早春になったばかりでした。

日本も広いです。特に山里は季節の進みは複雑です。
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親海湿原 (イケリン)
2019-05-05 06:39:24
ヒトリシズカさん
親海湿原の春は遅いようですね。標高が高いのかなと思ったら、さほどでもなく750mほどのようです。
やはり、冬の寒さが半端ではないのと、湿原の雪解けも遅いのが影響しているのかもしれませんね。
これから気温が上がり、一気に花ひらく季節はさぞ素晴らしいことでしょうね。
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イケリン様 (ヒトリシズカ)
2019-05-05 06:57:09
イケリン様

コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。

長野県北安曇郡白馬村は冬は雪が降って、いくつかの有名なスキー場が賑わう土地です。それだけ、積雪量が多いようです。今年は特に雪融けが遅く、その分、初春の訪れが遅れました。

昔でしたら、田植えが遅れて大変だったことと思います。白馬村も有名な蕎麦屋が並んでいますが、ソバが名産といういうことは、稲作には難点があるという証拠です。

たぶん、阿智村も稲作には苦労があったことと想像できます。
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Unknown (kazuyoo60)
2019-05-05 07:17:53
木道が整備されています。植物も小さな生き物も保護されていますね。先日ロストワールドの再放送が有って、南硫黄島も写っていました。900m余りの島で、海面近くは熱帯、その上に雲霧帯が有って、頂上部は温帯だそうです。西表島もそうですね。亜熱帯から亜寒帯と聞きます。
カタクリ、葉が2枚になると花が咲くのですね。7-8年掛かるとか。
アズマイチゲ、可憐で繊細、良い色です。
お宅様は大丈夫でしたか。関東はヒョウが降ったところも。ブログもテレビでも見ました。
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kazuyoo60さま (ヒトリシズカ)
2019-05-05 07:41:14
kazuyoo60さま

コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。

長野県北安曇郡白馬村にある姫川源流探勝園の中の親海湿原は、自然観察地として木道などが整備されています。

湿原は水深が10数センチメートルもあり、中には入れません。自然環境の保護のためにも、木道は不可欠です。

関東地方に降ったヒョウの件をご心配いただき、ありがとうございます。幸い、ヒョウには遭遇しませんでした。

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子の青木湖の辺りは歩きました (花ぐるま)
2019-05-05 08:03:09
こんにちは
私は富士側から姫川までの日本列島縦断を何年か前に歩いていて、この青木湖の周りも歩いています
全部足で何日間かけて歩いたことでしょう!!
あの頃は楽しかったです~
こんなかわいいカタクリが見つかるなんて~素敵ですね
矢張りこの白馬の方は何度行っても素晴らしい風景・・・
長いこと居ると飽きるかも知れないけれどいい季節にはずっと滞在したい気持ちです
スミレもアズマイチゲもなんて可愛いのでしょう
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花ぐるま様 (ヒトリシズカ)
2019-05-05 08:40:14
花ぐるま様

コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。

富士山側から日本海側まで、歩かれた経験はすごいですね。松本市から糸魚川市までの現在の大糸線沿いは、昔の塩街道であり、寒ブリなどを運ぶ街道でした。

この白馬村から北側の小谷村は姫川沿いでは、山崩れなどが起こる山村でした。江戸時代と同様に、ここを歩いて踏破なさったことに感心します。すごい街道です。

本編の続きがまだあります・・
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自然探勝園の親海湿原 (fukurou)
2019-05-05 09:30:15
ヒトリシズカ様
おはようございます。
自然探勝園の親海湿原はまだまだ春がやって来ていないようですね。
特に今年は雪が多く、春が遅いのでしょうね。
このカタクリにギフチョウがやってくるのでしょうか?
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fukurouさま (ヒトリシズカ)
2019-05-05 09:40:40
fukurouさま

コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。

長野県北安曇郡白馬村はギフチョウの生息地として知られています。

この自然探勝園の親海湿原以外に、大規模なカタクリ群生地があり、今ごろはカタクリ祭りが開催されています。

ここは車の乗り入れ禁止地区で連絡バスで行きます。ある意味でギフチョウの保護対策なのかもしれません。

最近は見た感じでは捕虫網を持つ方がいない気もしますが、時間帯が違うのかもしれません。一応、採取禁止になっています。
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