三島市の三嶋大社では、シダレザクラなどの花が咲き始めています

　静岡県三島市にある三嶋大社では、シダレザクラ（垂れ桜）などのサクラ（桜）の木が花を咲かせ始めています。

　境内には15種のサクラの木が約200本植えられていて、3分の1ぐらいの木が花を咲かせ始めています。花見目当ての参拝客が多数来場しています。

　現在は入り口の大鳥居から総門までに植えられたシダレザクラが五、六分咲きの咲き具合で見事です。



　大鳥居から総門までの両側にある池の上に、花をたくさん付けたシダレザクラの枝が垂れ下がり、風情を高めています。



　池の周囲には、オオシマザクラ（大島桜）の木も植えられていて、白い花がたくさん咲いています。



　大鳥居から総門までの参道部分には、露店が数店並んでいて、花見の雰囲気を盛り上げています。

　総門から中に入って本殿に向かう神門までの参道にも、両側にサクラの木の並木があります。ここのサクラの木は咲き始めたばかりです。総門から神門までは、ソメイヨシノの木が中心なようで、少し咲き始めた感じです（花が咲いていないので、サクラの種類がよく分からないためです。木の名前が表示されていません）。



　総門内側のすぐ近くに植えられたオオシマザクラ（大島桜）の木は白い花を咲かせています。





　三嶋大社は、源頼朝が源氏再興を祈願し、これがかなったことから鎌倉時代以降に源氏や北条氏から寄進を受けるなどの庇護を受けた大社です。創建の時期は不明だそうです。

　境内にはサクラの木が多数植えられています。本殿を囲む鎮守の森の中に、サクラの大木も数本あります。このサクラの木が満開になると、白い霞がかかったような華やかな風景になると想像しました。