ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、ニホンサクラソウがよく咲いています

2018年05月21日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、季節が春から初夏に進み始め、木々の新緑が濃くなってきました。

 佐久荒船高原の南にそびえてる荒船山(標高1423メートル)も艫岩(ともいわ)の下まで、木々の新緑が濃くなっています。



 この日はやや薄曇りの天気です。午前中なので、艫岩の北側を向いている表面はまだ影です。太陽の位置が南にあるからです。

 標高1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原では、5月中旬過ぎを迎えて、ニホンサクラソウの花が標高の高い部分でも咲き始めています。





佐久荒船高原の森の中の日当りがいい場所だけではなく、日当りがいくらか悪い場所でも、ニホンサクラソウの花が咲いています。



 ズミの木々も佐久荒船高原のあちこちで小さな白い花をたくさん咲かせています。





 森の大きな木の上側では、野生のフジが花を咲かせています。



 佐久市の市街地の北側から見えた浅間山です。



 天気の具合によっては、浅間山の山頂部には霧・雲がかかる日があります。

 この薄曇りの日は、佐久市の西側にある松本市の西側にそびえている北アルプスの峰嶺もややかすんで見えました。



 佐久平(佐久市や小諸市、上田市、立科町など)の平野部分では、水田での田植えがほぼ終わった感じです。季節は初夏から梅雨に向かいます。

長野市上ケ屋にある飯綱山の大谷地湿原では、ミズバショウは緑色の本葉を出しています

2018年05月20日 | 旅行
 長野市上ケ屋にある飯綱山の裾野の山麓では、ミズバショウは緑色の大きな本葉を出しています。

 長野市市街地の北西にある戸隠地区から長野市の市街に向かう途中は、飯綱山(いいづなやま、標高1971メートル)のなだらかな裾野を東に向かいます。



 飯綱山の南側の裾野の飯綱高原には、大座法師池や大谷地湿原などが広がっています。
 
 大谷地湿原の北側には、飯綱山が見えています。



 大谷地湿原には、雪融け水が流れ込み、ミズバショウやキュウキンカなどが咲いています。

 この大谷地湿原の標高は約1040メートルです。広さは約5ヘクタールあるそうです。

 今年は4月が温暖な日々が続いた影響によって、ミズバショウは白い包を咲かせているものが少なく、大きな緑色の本葉を出しています。



 大谷地湿原の奧の林沿いには、北から雪融け水がいくつもの小川になって、流れ込んでいます。



 その小川沿いでは、キュウキンカがたくさんの花を咲かせています。





 林の森陰では、ニリンソウの花の大群落が続きます。

 白い小さな花のスミレが咲いています。



 この森影では、毎年5月初めに群生しているショウジョウバカマが花を咲かせますが、今年はもう萎んだようで、1輪が咲いているだけでした。



 林の森影の中では、ミズバショウの本葉が大きく育ち、コバイケイソウも大きく育っています。

 この森陰では、夏鳥のノビタキをたまに見かけるのですが、今回は登場しませんでした。

長野市戸隠にある戸隠神社宝光神社近くでは、ヤエザクラの木が花を咲かせています

2018年05月19日 | 旅行
 長野市戸隠にある戸隠神社宝光神社の近くでは、ヤエザクラの花がまだよく咲いています。

 長野市戸隠にある戸隠森林公園から南下して戸隠神社中社の前を通り、さらに坂を下って南下すると、戸隠神社宝光社(ほうこうしゃ)の入り口の前を通過します。

 この戸隠神社宝光社の入り口近くでは、まだヤエザクラ(八重桜)の花がたくさん咲いています。







 戸隠の山麓は、標高約1200メートルもあるために、サクラの花の“アンカー”を務めるヤエザクラの花が咲いていました。





 ヤエザクラの木はあまり多くは植えられていません。数本が植えられている感じです。

 さらに、戸隠神社宝光社から南下し、有名な戸隠ソバのお店が並ぶ辺りを通過し、今度は東に向かいます。

 この南下から東に向かう辺りから、冠雪した北アルプスの嶺峰が見えました。長野市戸隠地区の西側には鬼無里を挟んで、白馬村が位置しています。





 このため、この冠雪した嶺峰は、白馬三山の白馬岳(しろうまだけ、標高2932メートル)などが見えていると推定しました。

 さらに、戸隠神社中社や戸隠森林公園がある辺りの背後には、戸隠山(標高1904メートル)の山頂部分が見えています。

 長野市市街地に対して北西部にあたる戸隠から長野市市街地に向かうには、今度は飯綱山(標高1971メートル)の裾野を回るように東に向かって進みます。

 飯綱山登山口では、ズミの木がほぼ満開でした。ズミの木が数本、並んでいます。



 また、飯綱山登山口の入り口には、オオカメノキが白い花を咲かせ始めています。



 飯綱山のなだらかなすそ野をさらに東に向かいました。飯綱山を北側に望める辺りまで、進みました。



 飯綱山の山麓は木々が新芽を出し始めた感じです。春から初夏に急速に進みます。

長野市戸隠の戸隠森林植物園では、大きな声で鳴くミソサザイに出会いました

2018年05月18日 | 旅行
 長野市戸隠にある戸隠森林植物園に夏鳥などの野鳥を観察しに行き、ミソサザイやゴジュウカラなどを観察しました。

 戸隠森林植物園は、戸隠神社の奥社へと続く参道沿いに広がる樹林帯・湿地です。標高は約1200メートルです。

 雪融け水が流れている湿地に設けられた遊歩道を進むと、雪融け水の豊かな場所で、ミソサザイが何羽も鳴いていました。

 今回は、すぐ目の前の木に留まって鳴くミソサザイを観察できませんでした。少し離れた大木の幹を昇りながら、鳴き続けるミソサザイに出会いました。





 このミソサザイは、身長10センチメートル程度の小さな野鳥です。

 大きなスギなどの針葉樹の幹を上るゴジュウカラも数羽、観察しました。





 ゴジュウカラは、身長13センチメートル程度です。

 大きな木の上部の枝を行き来する野鳥です。実際にはかなり遠いので、この野鳥の種類は分かりませんでした。



 大きなコブシの木は、花が終わりかけでいます。



 この大きなコブシの木にも、何羽かの野鳥が時々、留まりましたが、遠くてよく観察できませんでした。

 戸隠森林植物園の西側にあるみどりいけに行って見ました。カラマツの新芽が少し出始めた感じです。





 そのカラマツ林の背後には、戸隠山が見えています。

 実は、みどりいけの奧に、有名な“探鳥観察路”があり、野鳥観察愛好家の方々が歩いてます。「今、サンコウチョウがいました」と伺って、行って見ましたが、もうサンコウチョウは移動した感じでした。

 今回、一番残念なのは、サンコウチョウを観察できなかったことです。野鳥観察は運が大きく左右します。

 その“探鳥観察路”の一郭では、ネコノメソウが群生していました。



 広大な戸隠森林植物園は、植生がやはり豊かです。

長野市戸隠の戸隠森林植物園では、鳴き声が美しいアカハラに出会いました

2018年05月17日 | 旅行
 長野市戸隠にある戸隠森林植物園に夏鳥などの野鳥を観察しに行き、アカハラなどを観察しました。

 戸隠森林植物園は、戸隠神社の奥社へと続く参道沿いに広がる樹林帯・湿地です。標高は約1200メートルです。

 雪融け水が流れている湿地に対して、雪融け水が直接流れていない、なだらかな山麓側では、薄紫色の花のスミレがたくさん咲いています。





 このスミレの種類の名前は分かりません。

 群生したニリンソウも白い花をたくさん、咲かせています。





 草むらでは、ムラサキケマンも薄紫色の花を咲かせています。



 名前を忘れた山野草です。花の蕾をつけています。



 その後に、なだらかな山麓側から、雪融け水が流れている湿地側に戻り、その上に設けられた遊歩道を進むと、木々のかなり上部に、ノジコが数羽でてきました。

 そのノジコだと思って、撮影してみたら、この野鳥はアオジのようでした。この画像からでは、ノジコかアオジか判定ができません・・。



 ノジコやアオジは、背の高い木々の上部を行き来するだけで、木々の下側の見やすいところにはなかなか降りて来ません。首が疲れます。

 ミズバショウが白い包を咲かせている湿地の中から、野鳥が1羽、木の枝に飛び上がりました。



 アカハラでした。





 このアカハラは湿地に降りて、なにかエサになるものを探していたようです。

 アカハラは何かに対して、警戒しているようでした。実は、アカハラはふつうは早朝には背の高い木の上部で、美しい声で鳴き続けることが多いのですが・・

 偶然、アカゲラのオスが目の前に飛んで来ました。



 シジュウカラやコゲラなどもいくらか見かけました。しかし、キビタキは目の前には出て来ませんでした。