ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野市戸隠の戸隠森林植物園では、アカゲラの子育てを観察できました

2018年05月16日 | 旅行
 長野市戸隠にある戸隠森林植物園に夏鳥などの野鳥を観察しに行き、アカゲラの子育てを観察しました。

 戸隠森林植物園は、戸隠神社の奥社へと続く参道沿いに広がる樹林帯・湿地です。標高は約1200メートルです。

 雪融け水が流れている湿地の上に設けられた遊歩道を進むと、その下の湿地ではミズバショウがたくさん白い包を咲かせています。





 木々の奧には、北西方向にそびえている戸隠山(標高1904メートル)が木々のすき間から見えます。



 この木々の奧から、ツツドリの鳴き声が時々、聞えてきました。

 その一郭に、アカゲラの巣がある大きな木がありました。







 アカゲラのメスはヒナを育てている最中で、昆虫などのエサを捕まえて、巣の中にいるヒナに与えるために、戻って来ます(このアカゲラはオオアカゲラかもしれません。アカゲラは身体の大きさが平均24センチメートルです。オオアカゲラは平均28センチメートルです)。







 昨年5月は、別の木に、アカゲラの巣がありましたが、今年は別の木の上部に巣を作り直していました。

 山野草が咲き、コブシなどの木々が花を咲かせ、その花を目指して、昆虫が飛び、野鳥のエサになります。

 コブシの木は花が終わりかけています。



 戸隠森林植物園では、春が深まり、野鳥などの生き物の厳しい生存競争が繰り広げられています。

長野市戸隠の戸隠森林植物園では、ミズバショウが白い包をたくさん咲かせています

2018年05月15日 | 旅行
 長野市戸隠にある戸隠森林植物園は、長野県内で有数の山野草や野鳥などの宝庫です。5月中旬は、いろいろな野鳥が観察できることから、多くの野鳥観察愛好家の方が集まります。

 戸隠森林植物園は、戸隠神社の奥社へと続く参道沿いに広がる樹林帯・湿地です。標高は約1200メートルあります。

 戸隠森林植物園の北西方向には、独特の山容を見せる戸隠山(標高1904メートル)がそびえています。





 早朝の午前5時から戸隠森林植物園の中を歩き始めました。この日は、薄曇りで朝日が弱々しく、いくらか寒い朝でした。

 今年は、4月の暖かさによって、戸隠森林植物園の残雪はほとんど融けて、雪融け水が流れて、ミズバショウ(水芭蕉)が白い大きな包を咲かせています。





 ミズバショウの本当の花は、白い包の真ん中に立っている円柱状のものです。小さな花がたくさん咲いています。



 雪融け水が豊かに流れ、リュウキンカの黄色い花もたくさん咲いています。





 カタクリはもう大部分が花期を終えています。



 アズマイチゲは、早朝だったために、まだ花が開いていません。

 この時期の野鳥観察のお目当て対象は、当然、夏鳥のキビタキです。しかし、今回はキビタキには出会うことができませんでした(戸隠森林植物園で、キビタキに出会えなかったのは、初めてです)。

 キセキレイが、雪融け水が流れる小川沿いの木の枝に出て来ました。美しい声で鳴きます。





 お目当ての夏鳥のノジコも高い木の上から降りてきませんでした。

群馬県藤岡市郊外では、ムギ畑の中でシャクヤクを栽培する畑を拝見しました

2018年05月14日 | 旅行
 群馬県藤岡市の郊外では、シャクヤクなどを栽培している農家のシャクヤク畑の花が美しい風景をつくり出しています。

 富岡市から高崎市の南部、藤岡市と東に向かって進むと、所々でムギ畑が続きます。ムギの種類は分かりませんが、ムギは収穫期を迎えています。



 そのムギ畑の中のごく一部では、いろいろな園芸種の花も栽培されています。

 その中で、一番目立つのは、シャクヤクを栽培している畑です。





 ムギ畑の一郭を、美しいシャクヤクの花が占めています。





 シャクヤクの花は、少し開花し過ぎている感じがします。



 シャクヤクが蕾を膨らませた時に、出荷している農家が多いからです(以前に、富岡市のシャクヤク園では、まだ蕾の時に、その蕾を和紙で覆って保護して出荷するところを拝見しました)。

 シャクヤクに加えて、深紅のポピーを育てている畑もあります。このポピーは園芸種の「シャレーポピー」だそうです。



 いろいろな園芸書のポピーがある中で、この深紅のシャレーポピーが商品性が高いようです。





 5月の初夏の季節を迎え、農家の方はさまざまな園芸種の花を栽培し、出荷している模様です。

群馬県甘楽郡下仁田町の西端にある荒船山山麓では、フジの花が咲いています

2018年05月13日 | 旅行
 群馬県甘楽郡下仁田町の西端にそびえている荒船山の艫岩を見上げる中腹辺りでは、野生のフジの花が咲き始めています。

 下仁田町から国道254号を西に向かって長野県側に進むと、次第に荒船山山系を上り始めます。

 その国道254号のくねくね道を上がって行くと、“峠の茶屋”風のうどん屋・ソバ屋が1軒あるあたりに、荒船山(標高1423メートル)の艫岩(ともいわ)を見上げる見晴らし台があります。





 この山麓辺りまで、野生のフジの花の開花が上がって来ました。







 下仁田町側の山麓では、野生のフジの花が満開です。背の高い木に巻き付いたフジは、その木の上部を薄い赤紫色に染めています。

 この近くに、タイサンボクの大木があり、花を咲かせ始めています。



 タイサンボクの花は、いくらか花期を過ぎた感じです。





 ヤマツツジも咲き始めています。渋い朱色の花が咲き始めています。



 荒船山は、夏山に向かって、季節が進んでいます。

 6月の梅雨前は、荒船山の登山シーズンです。そし

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原では、新緑が濃くなり始めました

2018年05月13日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、春を迎え、新緑に包まれ始めています。5月初めまで暖かい日が続いたからです。

 標高1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原は、佐久市の市街地より約1カ月遅れで、春を迎えます。

 佐久荒船高原の南にそびえてる荒船山(標高1423メートル)も艫岩(ともいわ)の下まで、新緑に染まっています。



 午前中なので、太陽は東南方向にあり、艫岩の背後の上に太陽があるため、艫岩の北面は日陰になっています。

 佐久荒船高原の山麓も、木々の緑が濃くなっています。



 カエデ(モミジ)の木も葉の緑が濃くなっています。



 ヤマボウシの木も葉を広げています。



 佐久荒船高原の山麓の中では、まだヤマザクラの木が花を咲かせています。



 新芽を出し、新緑に染まり始めた木々に、ヤマガラの群れが出て来ました。





 ヤマガラは、木の枝の中からなかなか出て来ません。

 やっと、全身を見せてくれたヤマガラです。



 日当りがいい場所では、ズミの木は蕾を膨らませています。

 花を咲かせ始めたズミの木もあります。



 日当りがいい林の地面では、ニホンサクラソウ(日本桜草)が開花しました。



 ニホンサクラソウは、日当りがいい場所から次第に花を咲かせる場所を広げていきます。