朝気になることがあったので、書斎に入って先ず鏡を見た。
「やっぱり!」
口許が確かに歪(いびつ)に腫れている。
1昨日、畑に出て仕事を終えた後、今年初めて家の庭の芝生を電気芝刈り機で刈った。夕方になるともう虫が飛んでいる。まだ、時期が早いので油断があった。麦藁帽に顔を包む網を被っていなかったので、いつやられたのかわからないが、唇の左上の方に違和感があり、痛みはないのだが腫れ始めた。その晩は氷で冷やして寝たのが良かったのか、朝方には腫れが退いて街へ行ったのだ。そして、掛かりつけの病院の医師に見せたのだが、虫に刺されたのだろう、「あなたはアレルギー体質なので用心するように」と注意を受けて、軟膏を処方されていた。
しかし、その夕方からまた腫れ始め、薬をつけたのに朝見ると顔が歪んでいる。まともと自信のある顔ではないので、これじゃ病院へ行っても(かかっている大学病院ではなく、別の総合病院)顔ばかり目だってしょうがないので、今日のところは行かないでいようかと思う。週末なので週明けに行こうかな・・・
白内障の手術の返事をしなければならないのだが、「遅くなったら後悔する」と脅されてはいるが、2,3日返事が遅れても大丈夫と思う。もう気持ちとしては「手術やむなし」と諦念している。
しかし、多事多難な人生だ。
晴耕雨読とはいっても、天気続きなので読書の量は少し減っているが、今は村上春樹の「1Q84」の2巻目があと少しというところ。急ピッチに展開し始めたのでわくわくどきどきで読み進めている。天吾と青豆が急接近中だがまだ顔をあわせていない。どうなることか?・・・
この間に読み終えた志水辰夫の「行きずりの街」は良かった。元私学教員だったものから見て、内部事情に精通していて「志水、もしかしたら元私学教員?」かとも思った。サスペンスも力があったし、持て男の主人公、別れた妻との再会と再出発。そのまっすぐな恋愛の情に感動する。
しかし、ストーリーの出発点、進学塾教師が卒業した教え子が行方不明になったので気になる子であったとはいえ、丹後の田舎から東京に出て捜索するだろうか?元妻とは私立高校時代に教え子で恋愛関係になったけれど高校時代には絶対に表面にわからないように、密かな清純な関係をたもっていた。そして卒業を待って結婚するのだが、それをあれこれ詮索されてとうとう学園から追い出される経験を経て、妻とも別れる羽目になった。そんな痛い(決して社会的に度をはずした破廉恥な行為とは思えないがー)経験をしているのに、今目の前に在学(塾の生徒)している生徒でもない卒業生の失踪事件に身銭を切って追いかけるようなことをするだろうか?そこだけが引っかかる。しかし、その前に読んだ折原一の「沈黙者」よりも面白かった。主人公が悪い奴らに殴られっ放しっていうめっぽう喧嘩が弱い人間というのも、完全無欠のスーパーマンよりは「それってあり!だよね」と思った。
「やっぱり!」
口許が確かに歪(いびつ)に腫れている。
1昨日、畑に出て仕事を終えた後、今年初めて家の庭の芝生を電気芝刈り機で刈った。夕方になるともう虫が飛んでいる。まだ、時期が早いので油断があった。麦藁帽に顔を包む網を被っていなかったので、いつやられたのかわからないが、唇の左上の方に違和感があり、痛みはないのだが腫れ始めた。その晩は氷で冷やして寝たのが良かったのか、朝方には腫れが退いて街へ行ったのだ。そして、掛かりつけの病院の医師に見せたのだが、虫に刺されたのだろう、「あなたはアレルギー体質なので用心するように」と注意を受けて、軟膏を処方されていた。
しかし、その夕方からまた腫れ始め、薬をつけたのに朝見ると顔が歪んでいる。まともと自信のある顔ではないので、これじゃ病院へ行っても(かかっている大学病院ではなく、別の総合病院)顔ばかり目だってしょうがないので、今日のところは行かないでいようかと思う。週末なので週明けに行こうかな・・・
白内障の手術の返事をしなければならないのだが、「遅くなったら後悔する」と脅されてはいるが、2,3日返事が遅れても大丈夫と思う。もう気持ちとしては「手術やむなし」と諦念している。
しかし、多事多難な人生だ。
晴耕雨読とはいっても、天気続きなので読書の量は少し減っているが、今は村上春樹の「1Q84」の2巻目があと少しというところ。急ピッチに展開し始めたのでわくわくどきどきで読み進めている。天吾と青豆が急接近中だがまだ顔をあわせていない。どうなることか?・・・
この間に読み終えた志水辰夫の「行きずりの街」は良かった。元私学教員だったものから見て、内部事情に精通していて「志水、もしかしたら元私学教員?」かとも思った。サスペンスも力があったし、持て男の主人公、別れた妻との再会と再出発。そのまっすぐな恋愛の情に感動する。
しかし、ストーリーの出発点、進学塾教師が卒業した教え子が行方不明になったので気になる子であったとはいえ、丹後の田舎から東京に出て捜索するだろうか?元妻とは私立高校時代に教え子で恋愛関係になったけれど高校時代には絶対に表面にわからないように、密かな清純な関係をたもっていた。そして卒業を待って結婚するのだが、それをあれこれ詮索されてとうとう学園から追い出される経験を経て、妻とも別れる羽目になった。そんな痛い(決して社会的に度をはずした破廉恥な行為とは思えないがー)経験をしているのに、今目の前に在学(塾の生徒)している生徒でもない卒業生の失踪事件に身銭を切って追いかけるようなことをするだろうか?そこだけが引っかかる。しかし、その前に読んだ折原一の「沈黙者」よりも面白かった。主人公が悪い奴らに殴られっ放しっていうめっぽう喧嘩が弱い人間というのも、完全無欠のスーパーマンよりは「それってあり!だよね」と思った。