おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

同郷人コロッケは天才奇才、大好き

2010年07月21日 15時27分28秒 | 日記
朝は冷涼な空気が外輪山中腹を覆っているので、実に爽快だ。
ただ日射は早朝でも強烈、今日は暑くなるだろう。人間って気温何度くらいまでが、居住するのに限度なのだろう?40度といえば、今風呂の沸かし温度が38度設定だから、湯温よりも高いことになる。熱帯とか砂漠の日中の温度はそれ以上なのかもしれない。

今日は住民票を熊本市から南阿蘇村に移動する手続きを行う。すでに引越しをしているのだが、住民票が来ていないので不便なところがある。村の行政的なささやかなサービスが受けられない。
昼頃、街に降りる。

さて、一昨日だったかと思うが、NHKの「あさいち」にコロッケが出演していた。今では物まねタレントいっぱいいるけど、彼はその草分け的な存在だといっていいのではないかー。
芸を見ていると、うまいなあと唸らせるだけではなく、腹の皮が捩れる(表現が古い!今夏目漱石を読んでいるのでこの文章もしかしたら影響を受けいるかもしれない)ほど笑える。
ちあきなおみ(もう出なくなって久しい)、五木ひろし、北島三郎、岩崎宏美などなど。ただ茶化しているだけではなく、ちゃんとその特徴を摑み、歌唱もきちんと似せている。歌まねは基礎的に歌唱力がないとだめで、彼は最初は歌えなかったので形態模写だった。その後の努力で現在の歌唱力が身についたという。その日の誰だったかの歌は、音程が悪かった。音が低く外れていたぞ!!

コロッケが熊本から出立する前、スナックでアルバイトをしていた。その時私は先輩に連れられて、店に入ってコロッケを知った。その時には形態模写の原型は出来上がっていたように思う。なにしろこれから上京して芸能界にチャレンジすると言ったので、みんなで激励したものだ。

ローマは一日にしてならず、天才は一日にして成らずだ。潜在的才能があっても気がつかないで、一生「お蔵入り」のまま過す、気付いていても磨く努力をしない、ここら辺りが庶民の実情だろう。イチローだって見えないところでどんな努力を続けているか・・・
コロッケも並々ならぬ努力を積み重ねてきたのだろう。弛まぬ努力こそがあの芸の源。学ばねばならぬ。

新車買ったどーっ

2010年07月20日 07時31分27秒 | 日記
昨日は天気の良い、暑いけど気持ちの良い一日だった。
午前中で畑仕事を終え、午後は遊びがてらに、車を見に行こうと出かけた。阿蘇の裏側というか表側かな?57号線を阿蘇町の方向に走ってみよう。なにしろここは南阿蘇「村」、向こうは町で1.8万人、倍近くいるしここよりいろいろある。昔は豊後と結ぶ街道筋、火振り祭りでも有名だが霊験あらたかな阿蘇神社もある。

さて57号線を一宮に向かって走った。目的地はホンダの販売店。2,3日前、新聞のチラシで確認している。かなり遠い道のりだが、あった。「HONDA」の看板が出ている。営業マンが出てきた。太った年の頃23、4歳?かと思われる優しそうな感じの黒縁メガネの男性。
先ず聞いたのは「特別減税」の件。「チラシには19万ほど安くなると書いてありますけど?」
これはプロローグ、営業プレゼンの出鼻だった。ところが、残念そうに「10万円のエコ減税の分はホンダフィットを今買っても間に合わないかもしれません」ときた。気の優しい男、はったりを吐けぬのだろう。最初から否定で入るのは弱腰すぎる。見積もりまで出してもらったが、どうも元気が出ずに帰る。車の査定の結果、何と1万円だそうな!!そりゃないぜよ

見積もり金額も予定限度額からいうと随分高いので、この時点でアウト

よしフィットでなくビッツにしようと方向転換。

トヨタネッツを目指した。南阿蘇より流石に町だ、ネッツ販売店もちゃんとあった。
入るとすぐ営業マンがやって来た。なかなかすっきり顔でイケメン。昔の自分の姿を髣髴させる・・・みたいな

営業マンでこうも違うかと思った。例の特別減税は?「大丈夫です、出ます」と断言。こうでなきゃあ。いろいろ説明を受け、車も見せてもらって、納得。気持ちがずーっと近づいた。後は値段だ。「○○さんの腕を信頼、腹割ってお願いしますが、見積もり額の数字を下取り額を含めてあと15万!値引きできないでしょうか?!」と切り込んだ。「見積り額は私が精一杯頑張った額ですが、後は『上』に相談します」、と席を立った。

大分待たされて、妻に「恐らく無理と応えるんじゃないだろうか」と弱きになって話していたところに帰って来た。どうも暗い顔しているようだ。「だめだな・・・」と思うと、「お客様の提示された額にしてもいいと上司の返事でした」と来た。
「やったー」内心での快哉。

色はエンジというかワインレッドというかそんな色を注文。今のビッツ生産が終わり、また新型に変更するのだそうで、在庫車が少なくなっているそうな・・・良かった、高い中古車買うよりも、なんたって「山椒は小粒でも・・・」新車だ。TOYOTA VITZ1000cc。普通車の一番小さいのだが、燃費はいいはず。定年してからの第二の人生出発にはちょうどいい。

眩い日の光り

2010年07月19日 07時03分59秒 | 日記
まぶしい太陽の光りが部屋に差し込んでいる。

季節は巡る。

「花の色は移りにけりないたづらに わがみ世にふるながめせしまに」小野小町

先の見えない長雨と集中豪雨でたくさんの犠牲者も出た。冥福を祈るのみだ。人間の自然破壊が進んで結果として生じた地球温暖化は気象を変えてしまったという深い感慨に捉われている。「ながめ」(長雨)の所為で閉塞感に息苦しさを覚えるほどであったのに、暗い空の向こうでは着々と「暑い夏」が用意されていたのだ。
大いなる自然の力に感謝しなければならない。


山を見つめる時間が長くなったような気がする。遠くを見ていると目が良くなると聞く。それもあるが、山の色というものがあって、刻々と変化していくから決して飽きない。          
海の傍に住んでいる人でも同じ感慨に浸るのではないだろうかー。海の姿の変化は七変化どころではないだろう。千変万化。逆巻く海、凪いだ海、夕日を反射してきらきら輝く波間、時として波浪で怒涛が打ち寄せる。山に住んでいると一方で遠い海への郷愁、憧憬が強い。昨日、ここから遠く大分にまで釣りに行った隣人が土産にタイやアジを一杯持ってきてくれた。刺身、塩焼き、鯛の荒炊き贅沢な晩餐だった。天気が悪くて、ずーっと舟が出せない状態が続いていたのだろうが、やっと梅雨が開け、舟釣りの再開でお祝儀相場というもので海神さまが大盤振る舞いされたのだろう。羨ましい、早く車を決めて釣行したいどーっ             

焼肉パーティー

2010年07月18日 07時41分50秒 | 日記
梅雨が明けたそうなーしかし今朝はすっきりしない天気で曇っている。この雲行きだと朝からにわか雨のご到来となるのか

昨日は畑仕事をたっぷりやって、昼前に一度シャワーを浴び、昼食午睡して、再び畑へ。またしっかり汗を掻いて、夕刻風呂を沸かして入る。お湯の温度を39度から1度下げる。温め目の湯に浸かって、本を開くこれも無上の喜びとなる。偶には赤鉛筆まで用意して入ることもある。一度どこかの温泉で例の如く湯船に浸かって本を読んでいた。ところが、突然幼子を連れた男が入ってきた。その時事件が起こった。

幼子曰く、「このおじちゃん、お風呂で本読んでるよ。ダメだよねえ、そんなことしたら本が濡れちゃうよねえ」。
親父さん気まずそうに他所を向いている。倫理としては、本は風呂の中で読むように作られていないし、学校では背筋を伸ばしてお行儀よく机上で読むように教えているのだろう。
心の内では「おじさんはね、あんたほど人生の時間がたっぷり残されていないの。だから寸分の余暇を見つけて本を読む時間を確保しているのだよ」と諭すこともできない。ここは温泉宿の浴場。この時は知らんプリを決め込んだ。

さて、昨日だ。妻が朝からご奇特なことをのたもうた。「今夜は○○に焼肉食べに行きましょうかー」これは説明が必要。住んでいる場所は南阿蘇の外輪山の麓、標高450m。周りは別荘が多いので、夜は灯が消え、人の声が途絶える。代わりに虫の音と山から吹き降ろす風の音のみ。近くにあるお店は市内から来る客が帰る4時か5時には閉店。そもそも歩いて行ける場所に酒を飲める店がないのだだから先日は意を決してラーメン屋に最終時間を確認してから、ラストーオーダー8時を目安に早めに車で行って、生ビールをしこまた堪能して、帰りは車を置いて、とぼとぼとマムシや放浪牛に遭わないように注意しながら帰ったものだ。

○○は高森町の方にある居酒屋で昼間は馬乗りとかあるウエスタン酒場らしい。チラシをみるとなかなか盛んで、若い人が経営しているのだろうがやる気が伝わってくる。しかもチラシの隅に「送迎も致します」とある。田舎の飲み屋ではよくあることで、人口が少なく住民は遠く近くてんでばらばらに住んでいて、帰るに足がない。タクシーも使えない(まだこの村ではタクシーの姿見たことない)所では店がその足を用意しなければ人が集まらないという営業上の条件もあるのだ。
今日は街に?飲みに行けると思うと体の芯から力が湧いてくる。

ところが夕方、奥方が澄まして「買い物に行ってくる」と車で出かけていった。ガックン

しかし、そこは長年連れ添った女房殿、ちゃーんと焼肉の用意だけはしていた。そこで夕方からデッキに机と椅子を用意して、ビールもいや発泡酒もたくさん冷やして、机下には蚊取り線香を焚いて、徐にささやかなパーティーを始めた。

肉は村の有名な?阿蘇の赤牛かと思いきや、豚バラのしかも一度湯通しして油分を落としたやつと何といったか鶏の首のところの肉。自家製のキャベツの下に隠されているのかと妻の目を盗んで捜索したもののついに発見できなかった。まっ!いいかっと諦めてじゃない得心して食べ始めた。しかし、食事はシチュエーションが大事。目の前に雄大な阿蘇の連峰、裏には外輪山が夕日を受けて黄金色に輝いている。手前には丹精込めて作っている私の畑があり、暑くもないし風が殊更心地良い。ビールいや発泡酒の美味いこと。そしてもらった焼酎も実に美味。次第に日が落ちてきた。その時予期せぬお客が登場。パタパタという音と共にリビングのガラス戸に打つかって落ちた物がある。お出でなすった。カブトムシの初見参だ。光りに寄るのか、いやしんぼ私みたいに食い物の匂いに誘われるのか知らないがやって来た。しかも二匹も

わが家でも焼き肉パーティー、結構イケルぞ。最高の一夜だった。                         

ギャハア!にわか雨だあ

2010年07月17日 07時24分25秒 | 日記
朝日が眩い。出窓から雲や霧の向こうに翳んだ太陽ではなく、裸の太陽が戻ってきた。
大雨の影響で全国的にたいへんな被害が出ている。亡くなった方にお悔やみを申し上げる一方、行方不明の方の早い救出を心から祈る。


最近は天気が少し変わったように思う。ゲリラ豪雨とか昔はなかった。台風も去年来なかったし、天気予報を見ていたら、台風の変わりに集中豪雨が襲ってくるようなことを話していた。それもこれも温暖化の所為なのだろうか?スピード、便利、物の豊かさを追求してきた人間の歴史が文化水準を押し上げてきた。そこに何の疑問も感じることなく・・・しかし、豊かさと便利の裏側に自然環境の取り返しのつかない破壊が進んでいたのだ。人間が自然界を制圧した王様然としていたら、大いなる自然が優しさをかなぐり捨てて、人間への「復讐」に転じているのかもしれない。

昨日は「(梅雨が)明けたかな」と思って、妻は溜まっている洗濯をして外に一杯干していた。家の窓という窓を開け放した。湿って淀んだ空気を入れ替えようとしたのだろう。

私は久しぶりに畑の仕事へ。

ところが、空が一転曇り始めたかと思ったら途端に降り出した。丁度お隣でお茶をご相伴に預かっていたところで、慌てて家に帰って見ると悲惨な状況になっていた。
妻は所用で出かけており、一人で洗濯物の取り入れといってもにわか雨なんとも勢いが強く、すでにずぶ濡れ。しかも窓を開け放っていたので、風雨が窓から家中へ侵入。
「あーあ」油断大敵、そういえば梅雨明けは近いけれど、にわか雨にはご注意とお天気キャスターが言っていた。

今もおひさんが燦燦と照り付けているけど大丈夫かな?用心用心
見出し画像は裏山になる阿蘇南外輪山。