昨日は昨日の体重=83.2kg LITTLE DOWN
少し雪が舞っているけれど、空が明るいので心がそれを反映している。調子は悪くないぞ
冬は掘り炬燵に入っている時間が比較的長いので、TVを見る時間も他の季節からすると随分長くなっている。
昨日は7時から「さんま」の特番を途中まで見た。視聴者に夢を叶えてあげようとする企画。その中で、97歳のおばあちゃんが107歳の他県に移り住んで30数年間会うことができなかった姉妹の再会を実現させるというは胸を熱くさせた。
大阪箕面で紅葉のテンプラを揚げ続けているおばあちゃんが企画に応募して当選。次々に希望を述べる。岡山までリムジンで行きたい、神戸牛のステーキが食べたい、明石海峡を渡る橋が見たい・・・さすが大阪のおばちゃん、要求がきつい。
しかし、再会は感動的だった。「生きてて良かった」と涙を流し手を取り合う二人。
お笑い芸人の、軽薄といったら言い過ぎだ何も残らない瞬間的な笑い=暫くするとその残像さえも残らない、そんな番組だけではなくこういう心を揺さぶるものを考えること大事ではないか。
しかし、さんまは感情を表さないな、直に表現できない深層心理に何かあるのかしら・・・お笑いの中にも社会を風刺したり、心を熱くさせるようなことはできるのだが。「古典落語」にはそういうものがある。
NHK大河ドラマ「江=姫たちの戦国」もスタートした。江の姉茶々役の女の子(名は知らないが最近清四郎君よりTVに良く出ている)の演技は子供ながら真に迫っていて凄かった。子供でもシナリオを読み込んで理解して、涙まで流せるのか・・・
上野樹里はいいとても好きだ。それにしてもお市には参った。どう参ったかというとはじめ誰だかわからなかった。ずーっと見ていてこれは鈴木保奈美だということがわかった。年齢なのか旦那のタカがこなし過ぎているのか頬が落ち、特有のフクヨカサが無くなっていた。お市の性格に近づくために痩せたのか?
信長が越前朝倉を討つために出陣した時に密かに浅井長政は朝倉方に付いて近江から信長を追う。信長軍が朝倉・浅井勢に挟み撃ちにされることを知ったお市は夫長政に内緒で兄信長の許に陣中見舞いとして「小豆の入った袋」を送る。袋は両端が荒縄で結ばれているので信長は「挟み撃ち」を暗示していることに気付く。歴史は通説としてこうなっているのだが、脚本家田淵はそうしなかった。お市はそれを投げ捨てて兄へのサインを送らない。
うーん、お市と長政は仲睦まじい夫婦だったようだが、それを強調したかったのだろうが・・・
10時からはアジアカップヨルダン戦。
全然だめだった。最後に1点返して同点としたのだが、その吉田のヘッディングシュートの時、諦めてTVから目を話して本を読み始めていたので妻の「はいったー」という声で見ると後の祭り。でもチームはあれではだめだ。
昼にあった女子バスケの試合が面白かった。JXの渡嘉敷?(個人的には”トカちゃん”と呼びたいが)は凄いな。ジャンプするとリングをはるかに超えるところまで手が届くそうだ。見た目には2Mくらいありそう。でかいだけではなく敵のセンター篠原とのマッチアップでのデェフェンスもしっかりしていて動ける女だ。それに敵チームの監督が若い女性だったというのも時代は変わったなあと感じた。
本題。今朝NHK見ていたら「シンサイミライノハナ」というドキュメントをやっていたので見たのだが、若者の「コトハナ」の取り組みには感動した。紙の花弁に震災で親を失ったり、愛する子供を亡くしたりして悲しみ落ち込んでいる人々に思いを書いてもらいそれを人工花にして植える。
1月17日の阪神淡路大震災で大きな被害を出した神戸の若者達が世界の被災地の被災者の心を繋ぎ合わせ、励ましていこうとする企画だが、インドネシアの大津波の被災地までそれは広がっていき共感をうる。
こういう純粋な心を持ち、自分中心=自利の時代にあって、利他の精神を持った若い人達がいるということに凄く感動してしまった。「いいぞいいぞコトハナよ、そしてその活動を続ける若者達よ!」