おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

60の手習い

2013年11月07日 07時36分55秒 | 日記


昨日で村の古文書講座が終了した。

最後にテキストになった古文書は「食礼之事並びに諸礼躾方」と「文化十四年飲食闘会」。

ずっとこれまで指導していただいた御歳86歳の藤岡美寿先生は講義に体がついていかないということで前回から弟子の今村先生にバトンタッチされた。

春から隔週の水曜日、全14回を数えた講座もいよいよ最終日。なんだか酷く寂しい感じがする。

礼法に関わる文書はこの村の在野の「偉人」長野内匠が書き写した小笠原流の礼法について詳しく書いたもの。内匠が村内で手習所の師匠をしていた時に躾を教えたテキストらしい。

食礼について詳細にかいてあるのだが、他所に招かれて酒を飲む際の作法を事細やかに書いている。今は酒飲み会は殆ど無礼講になっているので作法はどんどん廃れていくばかりだが、歴史を知ることは決して無駄ではない。

文化14年の大食・大酒飲み大会の文書は実に愉快だった。これが最後の解読だった。「さてこれをどなたか読んでみてください」と何人か指名されたが、皆遠慮。


そこで最後になるのだからと思い切って手を挙げて「私が読んでみたいと思います」と宣言。もちろんじっくり予習はしている。

何箇所誤読した場面もあったけれど、なんとか3枚の記事、通読し終えた。

文字のくずし、言い回しにもやっと慣れてきた。

古文書についてこれほど魅せられるとは思わなかった。現役時代一度通った経験があるのだが、仕事の忙しさもあって引き込まれる事はなかったのだが、今回は先生方の指導のお陰ですっかり魅了されてしまった。

先生に懇請してやっと「来春に再開する」との返事を得たのでほっとしているところだが、この間隙しっかり自学自習しておきたいとやる気満々になっている。

先生方お疲れ様でございました。ありがとうございました。


くまモンと山本太郎と里田夫人

2013年11月06日 07時23分59秒 | 日記

南外輪山「俵山」
テーマは世相あれこれ

まず郷土の英雄”くまモン”。

最近、ほっぺが失くなったと騒いでいる。

失って困っているって感じじゃなくて、ただ騒いでいる。驚いたことに県知事の「かばちゃん」(「かば」を引っくり返さないように)がこの件でまじめな顔で記者会見までしている。

噂では県産品のトマトなど赤い野菜果物?の宣伝に打った戦略だとか・・・

これに乗っているマスコミもどうかと思うが、こういう話題は確かに安心安全ではある。平和の象徴か・・・

しかし、目を転じるとやはり今福島原発の問題がこころにどす黒い影を差している。重い難題=アポリアだ

くまモンの存在を脅かしているライバルにフナッシーが急成長実に動きが軽快で俊足、そのジャンプは見事というしかない。彼?はおそらく一人で頑張っているのだろうすでに年商1億に近いとか

新幹線玉名駅のオープンのイベントでなんとステージに呼ばれたことがある。のど自慢でこの町でグランプリを取った後だった。
1曲歌った後、ステージのメーイベンターはくまモンだった。

その時初めてくまモンのショウを見たのだがとても楽しいステージだった。愛嬌があるし、サービス精神旺盛だしー

    

山本太郎のこと。あれはダメ!!思いあがりそのもの議員辞職をすべきだ正義の士を気取っているが、状況を見つめる冷静さ、客観性、そして謙虚さにおいて人前に出れるような人物ではない。静に政治の舞台から消え、地道に静に活動をするならなっていきなさい

    

マー君の嫁さんの里田まいさん。あの人、「おバカキャラ」で売っていたアイドルだが、やっぱ業界に作られていたんだなあ

「おばか」では24連勝のピッチャーを支えられない。さらに日本一の栄冠を獲得した下支えは里田だけではなく選手や指導人の妻家族の支えがあったことだ。それぞれが本人と一緒に戦ってきたはず。頭がさがる

「あまちゃん」から「ごちそうさん」へ

2013年11月04日 13時03分39秒 | 日記


終わってしまった「あまちゃん」には今も郷愁があっていつか続編を作って欲しいと願っている。

能年がその後にあちこちでゲスト出演しているけど、彼女所謂「テンネン」で応用が利かないし、今後の方向性を考えると難しいのでは・・・なんて親みたいな心配をしている。

さてそのあとの「ごちそうさん」、もちろん毎日見ているけど、いま一つワクワクドキドキ感がない。

「あまちゃん」のテーマ曲で背中を押されていた「力」を今回は得る事ができない。

ゆずの「雨のち晴れ」もいい曲だがいインパクトに乏しい感じがする。

そして何といっても主役。杏は美人でないところはとてもいいい印象だけど、毎日毎日食ってばかりー

細かいことを書く。杏の台詞の発言を聞いていると時代と違う語尾であったり、表現が時代考証を踏まえた検証がされていない。監督が自由にさせているのだろうが、少し耳障り。

そして限界はあるだろうがレストランの入り口のセットと路地。もう少し広く大きくできないのか・・・

母役の財前は流石巧いなあと思うけど、原田がやはり固いなあ・・・

そうだ、東大の学生、イケメンだけど関西弁下手

そしてボート競技の際、杏が応援していて川に落ちる場面はそんな馬鹿なキモノで川に落ちた水心が、4、5mもありそうでしかも杏、「あまちゃん」じゃなかろうかと思うほど泳ぎが達者だった。振り替えだろうが・・・

杏の着物もきれいなものばかりで、そんな裕福な家なのだろうか?時代は大正か、昭和の初期か、いずれにしてもまだ日本の経済はひ弱な「少年時代」。みんな貧しかった筈。

家計のリアリティーも検証する必要があるのでは?

ならぬことはならぬ!!

2013年11月03日 09時07分21秒 | 日記


国家ってなんだろう?はじめに人が生まれ共同生活を送り始め、その中で共通の利害を守るためにルールが作られ、安全が図られ、平和を維持してきた。

その共通のルールと伝統文化ー民族性というのだろうーをもった一定の地域的範囲をくに=国と称してきた。

政治ははじめアテナイのような直接民主制が生まれ、生産活動が活発化するにつれて人口が膨張し始め、政治を信頼のおける人間に託する代議制=間接民主制が発展していった。

現代、東西対立が終息したといわれるが未だに共産主義国家の看板を下げない特異な国家が中国と北朝鮮。しかし、世界の大勢には勝てずに経済活動は同じようなことをしている。共産主義といいながら・・・

そして権力構造が膨大になって権力者に付随する権力(特権)と名誉だけでなく経済的利益が付いてくるので権力を手放そうとはしないし、世襲を狙う。金日成以下もう今や3代目だ。

しかし、権力は腐敗するの名言どおり、政治の内実は矛盾ばかり露呈。13億の中国は国内経済格差は地域格差と重なりながらどうしようもないところに追い込まれているかのようだ。

中国経済は日本をとうとう追い抜いてGDP世界二位。そうりゃあそうだろう、13億の人間と日本の26倍もある領土。これで生産活動を野放図にやっていけば伸びる筈。

しかし、そろそろ自然環境と国内的国際的社会的問題がのっぴきならない所にきている。



今日は阿蘇のカルデラ内のわが村にPM2.5の注意報が出され、不要不急の外出を控えるように有線で伝えてきた。

確かにこの何日かひどい煤煙だ。深い「霧」がかかっていて景色がよく見えない

「それいけどんどん」でやっていると今に「公害」問題が政治の中心に躍り出てくるだろう。もうすでに公害で苦しんでいる人民がいるのだろうが、情報の流出を権力がかっちり抑えこんでいる。

今回の天安門問題をテロと規定したのも言葉は適切ではないが「ぼろ隠し」。1億3千万のイスラム教徒問題(ウイグル自治区の独立)が政権の悩みの種で、今回の事件を最大限に政治利用し言論の抑圧と活動家の拘束に躍起になるのだろう。

力で抑え込むのは度台無理なんじゃないか

欲ばかり膨らませると必ず反動が起きるぞ

怒り心頭に発す

2013年11月02日 07時12分29秒 | 日記


親指を鋸で切って5針縫い11日間毎日治療に通った村の中では一番大きな病院。

縫合手術は院長の手で行われた

縫合とその後の消毒治療はうまくいったと思っていたのだが、大分きれいになった傷口が少し腫れている。

押さえると膿が溜まっているらしく、痛みもある。

それで先の病院へいった

まず外来で婦長が見て傷膿んでいるようです。先生に診てもらいましょう。但し専門医が今日不在なので別の医師が見ます。

この病院ではいつもそうだ。専門医は非常勤らしくいつもはいない。院長も専門ではないらしい。

ところが運悪くW医師に当たった。この人は他所から来た人でこの地域に家を建て永住覚悟で医療に打ち込んでいると聞いていた。地元のコミュニティー誌にエッセイなんぞ書いている。

独特の口調だが誠意が感じられ、最初心臓そのほかの内臓関係一切の面倒を見てもらうようになった。かれが「私が面倒を見ましょう」といってくれた

ところがその後彼の限界がすぐ知れる。診察はまず検査検査でデータの集積から始まる。この方法は街の総合病院でイヤというほど味わって辟易している。そして年金も半分しかない無職の身、その検査料が馬鹿にならない

お医者さんは苦労も多いけどその代わり高いお給料を貰っていい暮らしをしている。だからお金の価値が無職であり平民の私と著しく違うのだ検査検査でやられると代金何千円も取られる。

それでこの病院へは極力行かないように普段の診察とクスリは近くのG医院にいくようにした。ここが馴染みにもなった。今回は救急で外科の治療ができるところということで選んだのだ。地域医療にかけるというW医師は本質が知れたのでご免蒙る。

昨日は特にW、機嫌が悪かったのか、指を見せ「膿んでいるようなのでー」と見せても診もしないで「どこに膿が溜まっているのですか?」と聞く。触診しようともしない

仕方ないので痛みを抑え、ぐーっと腫れている箇所を押さえると「確かに膿んでいますネエ」。そして断定的にこれはケガの縫合跡とは関係なく爪と皮膚の間からばい菌が入ったのでしょう!触りもしないで、膿液をきちんと調べた上でのことならばわかるけど即断だ。しかも専門医ではない。

カルテだけ。治療を行った医師との連絡もない。とうとう指に触りもしないで消毒もなし。

待合室で待っていたがあまり理不尽なので外来に行って看護婦に「消毒はしてください」という。

そして消毒してもらい、会計。偶々明細が目に入った。「初診料1200円」となっている。

それで噛み付いた。「何で初診?鋸の切創との関連で炎症を起こしていると思われるので、治療の継続の筈でしょう。納得できない

「少しお待ち下さい」と引っ込んだ。そして別の事務員がW医師に聞いてきたらしく、「傷と今回の炎症は関係ないそうですので・・・」と言いにくそうにいう。

「どうしても納得できないけどもういい」と金を払った。そして処方された抗生剤をもらって、ここでも高い薬代取られて・・・

この病院への疑問の一つは抗生剤を多用すること。Wはクスリ=抗生剤を出しておきますからこれを飲めばすぐ治りますーと。

今朝指を押さえるとまた昨日以上の膿みが出てきた。