とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

大坂なおみさん、おめでとう!

2018-09-09 07:42:04 | スポーツ
 全米オープンの女子シングルス決勝を見た。大坂なおみさん、おめでとうございます。

 大変な雰囲気の試合になってしまったが、大阪さんのほうが押していたのは確かで、何事がなく終わっても大阪さんが優勝していたであろうと思われる。堂々とした優勝である。
すばらしい優勝であった。

 ただし終わった後のすさまじいブーイングはなんだったのかがわからない。大坂さんに対するものか、セリーナ・ウィリアムズさんに向けられたものか、それとも審判に向けられたものか。私なりに分析してみた。

 セリーナ・ウィリアムズは観客席にいたコーチの指示を受けていたという理由で審判から注意を受けた。テレビで見ていた限り、試合中にコーチの指示を受けていたのかどうか私には明確にはわからない。しかし審判に注意を受けた。セリーナさんはプライドが傷つけられた。彼女が感情的になってしまったのもわからなくはない。そこで終わればよかったのだが、その後もセリーナさんは審判に執拗に抗議し続けた。そしてとうとう審判を嘘つき呼ばわりしてしまった。だから、ゲームペナルティを取られてしまったのは仕方がない。しかしセリーナの抗議の声はテレビを見ていた人にはわかったが、会場にいた観客にはわからなかった。だから観客は何がおこったかがわからず、ペナルティを理不尽に感じ、ブーイングになったのではなかろうかと推測される。

 状況が冷静に判断できるはずのない大阪さんは、観客のブーイングは自分に対してだと思ってしまって、表彰式では顔がこわばってしまった。しかし、この異様な表彰式が大阪さんの初々しさを演出してくれたようにも感じられた。

 いろいろな意味で生であるからこそスポーツなんだと感じた試合で会った。そして何より大坂さんの優勝が単純にうれしい。
コメント
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