とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

大阪なおみさん頑張れ

2021-06-03 11:14:45 | 社会
 大坂なおみさんが、うつであることを公表した。まじめで正義感が強く、一方では運動能力が高く若くして頂点に立った人物であるからこその苦しみがあったのだろうと推測される。事態がいい方向に向かうことを祈るばかりである。

 以前、大阪さんが黒人差別を講義しながら全米オープンに出場したとき、私は次のようなブログを書いた。

 人種差別に抗議した大坂なおみさんの行動が話題になっている。賛成の多いが賛否両論のようである。この行動の是非は私にはすぐに答えられない。スポーツ選手はスポーツに専念すべきなのか、社会的な発言も含めてパフォーマンスすべきなのか、他人がとやかく言えるものではない。

 個人的な感想を書かせてもらう。大阪選手は人種差別に抵抗した。そして優勝までした、その精神力は称賛すべきだ。すごいことだし、尊敬する。しかし一方では今回の優勝が今後の活動の重荷になってしまうのではないかと心配してしまう。今後、社会派アスリートの代表として大阪さんのことは見られるだろう。それは大変なことである。

 若い時のことでも、自らの言動はその後の人生に大きな影響を与える。自分の行動をみんなが注目してしまう。それは息が詰まることである。良いことでもわるい事でも同じだ。過去の自分の行動は全部自分に返ってくる。若い時はそれが実感できないから思い切ったことができるのだ。

 これからも末永く大阪さんに活躍してもらうことが最大の私の願いである。大阪さんのカッコよさにしびれながらも、どうしても心配になってしまうのだ。

 余計なお世話だとは知りながら、私自身の問題としてとにかく書いておく。

 インターネットの時代になり、今は様々な発言がすぐに届く。以前ならば聞かなくてもいいようなことが届いてしまうのだ。このような情報時代に生きていくのは困難きわまることだ。過渡期であるというだけで済ませていい問題ではない。

 今、私たちがすべきことは大阪さんを全面的に擁護することである。大阪さんの言動はあきらかに「正しい」ものであったのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする