
12月11日(水曜日)に山形テルサで開催された「ロン・カーター・フォー・プラス・フォー」に行ってきました。ジャズにクラシックの要素を加え、新たなチャレンジがなされていました。落ち着いた雰囲気で音楽の緊張感を覚えるすばらしい演奏でした。
ピアノとドラムとコントラバス2人の編成に、チェロの4重奏が加わります。ジャズ対クラシックという構図です。とは言えもちろん張り合っているわけではありません。お互いに協力しながらも、音楽の質の違うものが出会っているので不思議な緊張感が生まれてきます。クラシックのハーモニーにジャズの自由さがプラスされて新たな世界が生まれてくるようです。
チェロの4重奏を間近に初めて聞いたのですが、ひとつひとつの音が重なってハーモニーを作っているのがよくわかりました。これも私にとってのひとつの発見でした。
私はジャズの熱心な聞き手ではありません。最近はよく聞くようになりましたが、語れるほど聞いているわけではありません。だからどこがいいとか悪いとかを言うことはできません。しかし音楽のおもしろさを感じた演奏会でした。
「山形テルサ」は、山形駅近くにある音楽ホールです。普段は山形交響楽団の演奏会が行われるホールです。最近、となりの新県民会館である「やまぎん県民ホール」が完成しました。ふたつの音楽ホールが並び立つ形になりました。今後うまく運営できるのかがちょっと心配になります。
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