とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

山形の夏は暑すぎる

2019-09-08 16:17:13 | 日記
 昨日今日の異常だ。山形市では昨日の最高気温が33.8度、今日の最高気温は35度を超えてしまった。台風によるフェーン現象のためだが、それにしても度を越している。

 夏は暑いほうがいいのだろうが、今年のように35度を超える日が当たり前のようにあるのはやっぱりおかしい。私は地球温暖化については数年前までは疑念を持っていた。地球の歴史から見れば、暑い夏が続く時代があってもおかしくない。たまたまそういう時代にあたってしまったのではないかと思ったからだ。しかし、私の人生頑張ってもあと20年くらいだ。残りの人生もっとわがままを言ってもいいのではないか。自然のせいにするよりも、人間のせいにして、未来の地球環境をまもってもらう努力をうながしたほうが建設的だ。だから言う。人類は地球の環境を守り、温暖化を阻止しなさい。

 それにしても、山形と仙台は緯度はほとんどかわらにのに、仙台は山形よりも涼しい。本当にうらやましい。夏だけではない。冬は雪が降らない。この格差はなんなのだ。はやく引っ越したい。
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日本の言論事情がひどすぎる

2019-09-03 18:35:32 | どう思いますか
 週刊ポストが「韓国なんて要らない」などと題する特集を掲載したり、テレビのコメンテーターが韓国人に対して必要以上の差別的な態度をとったり、最近の日本のマスコミの言論事情は常軌を逸している。それを批判するとインターネットの異常な反応がある。もはや韓国を悪者にしないと生きてはいけないような言論状況が作り上げられている。少しでも韓国を擁護すれば必要以上の攻撃を受けてしまう。これはいくらなんでもおかしな状況ではないか。

 確かに文大統領の言動には納得しがたいものが多いし、腹が立つものもある。しかし文大統領の意見に対してはしっかりと論理的に反論していかなければならない。相手が納得しないのならば納得するように努力しなければならないし、それでもダメならば国際社会に訴えていけばいい。言論で埒が明かないからと言って感情的な態度をとってしまえば、その先は戦争しかなくなる。

 そもそも日本と韓国はお互いに嫌なところを見せつけてきたので、理解しあうのはむずかしい。日本人は韓国人を差別してきたのは事実であるし、韓国人も日本人の差別意識を感じてきたので根本的に日本人を許せないはずである。しかしそれを乗り越えて友好国になろうと、ここ20年くらいお互いにがんばってきたのだ。その努力を無駄にしてはいけない。お互いを認め合い、友好的になろうと努力してきた結果、若い世代ではほとんどわだかまりがなくなってきたのではないか。もう一度両国民は冷静になってほしい。

 最近あおり運転が話題になっている。今の日本の言論事情はあおり運転と同じような心理状態によって起きてきているように思われる。なぜこんな状況になってしまったのか。最近読んだ『朝日ぎらい』や『「いいね!」戦争』にもヒントがあった。この社会の変化をじっくりと考える必要がある。
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『COLD WAR あの歌、2つの心』を見ました。

2019-09-02 11:35:03 | 映画
 第二次世界大戦が終了したあと、世界は東と西に分断された。西側は自由を、東側は民族の文化を大切にしていた。芸術家は自由と文化の間に分裂していく。しかし国家間の分断をふたりの愛は乗り越えていく。その愛の軌跡がパヴェウ・パヴリコフスキ監督によってすばらしい作品に作り上げられた。

 ポーランド、イギリス、フランスの合作。

 ポーランドの民族音楽のすばらしさをまずは堪能させられる。ふたりがポーランドにこだわる気持ちが音楽によって伝わってくる。しかし一方ではふたりは自由を求める。自由への旅は苦労の連続である。その人生の苦労とフランスの自由な雰囲気が、魅力的なジャズを生み出す。これもまたすばらしい。音楽によって主人公二人の状況が伝わってくるのだ。説明などいらない。音楽とふたりの表情の描写によって十分監督の意図は伝わる。

 映像はモノトーンである。陰影と音楽によって描いていこうということなのであろう。

 ポーランドは知っているようでほとんど知らない国である。映画での出会いであるが貴重な出会いであった。改めて考えてみれば東西の分裂によって苦しんだ国である。ポーランドについてももっと知りたいと思った。
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『凪のお暇』がおもしろい

2019-09-01 09:19:08 | TV
 今期のドラマで『凪のお暇』が秀逸です。空気を読んで自分を見失っていた主人公が、自分を取り戻していくというお話です。しかし自分を取り戻すことは簡単なことではありません。さまざまな人と出会い、お互いに影響を与えながら少しずつ成長していく姿が描かれます。重いテーマではありながら、決してドロドロしなくテンポよく進んでいきます。すばらしいドラマです。

 主演は黒木華。野田秀樹に抜擢され、その後はご存じのようにどんどん活躍の場を広げてきました。すべての役をなんでもこなしてしまう人です。しかし逆に言えばこのドラマの主人公のように「空気を読んでしまう」ように見えてしまいます。そういう意味でも適役です。

 他の出演者も豪華ですし、上手です。市川実日子、三田佳子、吉田羊、中村倫也、高橋一生、武田真治、片平なぎさ、など、みんなそれぞれの役をしっかりとこなしていて、それぞれの登場人物が魅力的に描かれています。いいドラマに出演できた役者さんはそれだけで大きな得をしています。キャストとスタッフの協働による相乗効果です。

 黒木華さんと言えば私は『重版出来』というドラマが大好きでした。あのドラマの続編ができないかと思っています。

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