過日、市川猿之助・館長の”発掘!お宝ガレリア”の録画を観た。縄文土偶のなかの中空土偶と呼ばれ、中味が刳り抜かれた土偶で、北海道で唯一の国宝とか。
この土偶を見ると、なんと左右の太い眉毛が繋がっている。まさに亀有の両さんである。亀有の両さんは、昨年コラートの国鉄駅で、多分モン(MON)ないしはクメール系の人々だと思うがその顔をみて、軽い感動を覚えた経験がある。
(出典:函館市縄文文化センターH・P)
番組では、青森でも同様な土偶が出土しており、縄文の時代に丸木舟で双方が、往来していたであろうと放送していた。当該ブロガーの妄想では、そのようなチャチな話ではなく、縄文のような先史時代に地球規模で交流なり交易が行われていたのではないか?
(出典:BKK国博)
写真はドバラバティー王国時代・7-8世紀の立像で、タイはぺチャブーン県シーテープ遺跡出土である。方や縄文、方や7-8世紀で比較対象にはならないが、縄文人の左右の眉が繋がっているとすれば、古代の人々は広い範囲で交流し、民族的にも近しいものがあったと、妄想した次第である。