世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

チェンマイ県メーテン郡インターキン古窯址#3

2018-04-17 07:47:10 | 窯址・タイ

<続き>

今回窯址現場を実見して感じたのは、サンカンペーン窯址とほぼ完全に一致した印象である。あくまでも想像であるが、サンカンペーンからの陶工により築かれ、似たような陶磁生産がなされたものと考えられる。

後学の好事家のために、インターキン窯址への道程を記述しておく。チェンマイから国道107号を北上、その距離約25kmでメーテンの街の手前にある国道1095号の分岐に至る。そこを通過直進すると2~3kmでメーテンの街にはいるが、そこも通過してメーテン川を渡り約200mでメーガット・ダムに至る道の分岐を右折する。ここで国道107号と別れになる。なおこの右折箇所、つまり国道107号の左肩に案内板(下写真)がある。これを観たら右折すればよい。

右折すると長い緩やかなのぼりになり、そして長い降り坂の途中にインターキン地区のゲートを通過する。そのゲートは屋根付きで、そこから1km程度下って、平地にでると写真の道路案内が見える。

そこを左折すると、人工の小さなクリーク(幅1.5m程度)が流れている。そのクリーク沿いに北上すると同時にワット・パーデンが見えてくる。その前をクリーク沿いに約4km北上すると、小さな十字路に至る(十字路の右角は工場)。そこを左折して20~30m先のT字路を右折し暫く行くとワット・インターキンを示す寺院表示が見える。

この寺院をみて200m程度行くと、目的の窯址と資料館の裏手に至る。正門へ至るには、その先を迂回することになる。

(写真は裏門)

(写真は正門)

以上説明した道順をグーグル・アースを借用して記しておく、後学の方々の参考になれば幸いである。

最後に、先に示した窯址の全体像以外に、部分発掘された窯が在る。それを紹介してインターキン窯址の紹介を終える。

 

                              <了>