世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

13人の救出作戦開始:タムルアン洞窟

2018-07-08 14:37:12 | タイ王国

Thai PBS放送(3チャンネル)のタムルアン洞窟の現場中継によると、雨季の大雨が迫っており、洞窟内の水位が上昇する恐れが出たため、今朝9時救出作戦を開始したと報じている。順調に行けば救出隊は、最短4時間で救出現場に到着との報道である。これも順調に行けば戻り5時間として、午後6-7時頃に顔が見られるであろうとの期待がもてる。流暢というかタイ語には、ついていけないがタイ語TVから目が離せない。

英語の字幕スーパーで流してくれるので、何とか状況が分る。救出作戦の成功を祈る。

<了>

 


ロッブリー:プラナーラーイ国立博物館(3)

2018-07-08 08:56:42 | 博物館・タイ

<続き>

昨日Kala Shrineの”横たわるビシュヌ”を彫像したリンテル(楣石)は、涅槃像か単なる横臥像かは不明と記載した。

クメールでは”横たわるビシュヌ神像”は、半ば常識のようである。通常この像は、ナーガの背に横になり瞑想している・・・とのことである。ビシュヌは世界が悪からの危機にさらされた時、眠りから覚めて救済のため、様々に化身して地上に現れると云う。釈迦の涅槃像以上の御利益がありそうだ。

以下、展示陶磁器類を紹介するが、順不同な点お断りしておく。

青花花卉文蓋付壺 アユタヤ朝 17-18世紀

朱印船貿易により、アユタヤ朝に持ち込まれた伊万里焼である。伝世品か発掘品か知らないが完品である。

明時代の龍泉陶磁・景徳鎮陶磁

宋磁 11-14世紀

上掲3葉の写真はクメール陶磁で、いずれもよく目にすることができる。

<続く>