奈良の古代遺跡や関連施設を延々と紹介しているが、合間に最近目にした話題らしきもの2題。先ずは村田製作所が(株)ピエクレックスを設立した話題から。村田製作所は近年、設備投資以外に毎年2000億円を超える開発投資を行っている。SONYのバッテリー部門巨額で買収しものになるのかならないのか、先年全固体電池の量産を発表したので、なんとかものにしたようだが、これだけでは足りないであろう。しかし、この2000億円は電子部品の幅を広げるための開発投資である。
しかるに先日、(株)ペクレックスを設立し、圧電繊維「PIECLEX」なる繊維材料を生産販売すると発表した。人の動きなどによって生じる繊維の伸縮により、電気を発生させて抗菌・消臭機能を発揮させるという。
いよいよダボハゼ経営の始まりか? ダボハゼと云えば、旭化成の宮崎輝氏が思い出される。そのDNAかなにか知らないが、旭化成は今や繊維に始まり、住宅・電子部品・医薬品・医療機器におよぶ、ダボハゼ当初は種々揶揄されたが、今日ではそれなりである。村田製作所のダボハゼの先や如何。
2題目、北タイの日本語情報誌CHAOの編集長発信のフェーズブックにチェンマイのショッピング・コンプレックスのCOVID19対策動画が掲載されている。コロナ対策が徹底し、それが常態化しようとしている。日本よりよっぽど進化している。プラユット恐るべし。
https://www.youtube.com/watch?v=5Vg_zZjGPQQ&feature=share
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