<続き>
今回から古墳時代の出土品を紹介する。
左:斜縁獣帯鏡・桂見2号墳 右:内行花文鏡・面影山74号墳
桂見2号墳出土品
桂見2号墳出土品
桂見2号墳出土品
面影山90号墳出土
面影山74号墳出土
面影山75号墳出土
二重口縁壺・大口20号墳出土
勾玉・管玉などの装飾品は、全国各地の古墳から出土するが、古墳時代になると、持つ者と持たざる者の区分が明瞭になった時代である。勾玉などを作るそのものでは飯にはならないが、持つ者に渡すことにより食べることができた。それはコメや穀物との物々交換であろう。この時代、子安貝が南海から倭にもたらされた可能性は皆無ではなかろうが、古墳や遺跡から出土したとの見聞には接しておらず、使われた可能性はないものと思われ、物々交換の可能性が高いであろう。
<続く>
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