過日、バンコク大学付属東南アジア陶磁館のHPを覗いていたら、久しぶりのニュースである。
チェンラーイ県バン・パサン遺跡から14-15世紀に焼成されたワンヌア窯青磁が96点出土したと記されていた。そのバン・パサン遺跡とは、チェンラーイ県ムアン郡タンボン・タースット・スリパサン村にあるという。タンボン・タースットまでは地図上で辿り着けたが、スリパサン村の所在が分からない。分かったとしても即行けるわけでもないのだが・・・。
発表されている写真をみると、破片の他に相当数の完品もあるようだ。今回の発掘地点以外に近接地にも盗掘された出土地点があったかと思われる。
出土地はHuai Sam Hai(サムハイ小川・想像するにコック川支流か?)の浸食された土手から出土したとのことである。雨季の雨で土手が削られ出土したものと思われる。尚、出土遺物はチェンセーン国立博物館で保存されていると記されていた。
予てより、チェンラーイとチェンセーンは再訪したいと考えているが、いつになることやら。
<了>
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