<続き>
今回は勾玉と黒塚古墳・下池山古墳出土の青銅鏡を紹介する。黒塚古墳出土の三角縁神獣鏡は、あまりにも著名である。それについてはココを参照願いたい。
澤ノ坊2号墳の合わせ勾玉は透明度が高く、まさに翠色そのものである。
俺らが出雲で作って運ばれたのか、それとも瑪瑙の石材が運ばれて、大和で加工されたのか。空想は尽きないが、出雲で製作し運ばれたのであろう。
下の内行花文鏡は4世紀の古墳時代前期、それを遡る弥生期の北部九州の墳墓から出土する。やはり倭国の先進地は北部九州であった。
<続く>
【予告】
2014年にブログ記事掲載後、当該記事で2025回目となる。何時の間にか2000回を超えていた。その2000回を記念して『下ビルマのKaw Tar窯発掘調査』に関する記事を掲載する。当該青磁窯は京都大学と奈良国立文化財研究所との共同事業として発掘・調査された。まだ不明な点は多いが、シーサッチャナーライ窯と似たような青磁が焼成されていたようである。近日中に掲載したいと考えている。
<乞うご期待>
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