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今回は古墳時代前期の黒塚古墳出土品のうち鉄製品を紹介する。黒塚古墳と云えば大量(33面)の三角縁神獣鏡(正確には三角縁神獣鏡32面と三角縁盤龍鏡1面)と画文帯神獣鏡1面が出土したことで名が知られている(ココ参照)。
以下、同じ古墳時代前期の天神山古墳、下池山古墳出土の制銅鏡を紹介する。
弥生時代後期の纏向遺跡にも感心するが、ヤマトの力を見せつけられるのは、一気に規模の大きな前方後円墳の出現と、大量な副葬品の数々である。特に古墳時代前期で貴重な物は鉄製品であるが、それが大量に副葬されていた。やはりヤマトの勢力は並外れていたと思わざるを得ない。
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