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今回は出品されていたクメール陶磁を紹介する。
魚は多くの卵を孕み子宝に恵まれることから、中国のみならず東南アジアでも家門繁栄をあらわす吉祥として、陶磁器の図柄に採用され、写真のようなオブジェも作られた。
クメール陶は素人で真贋を判定する目を持たないが、写真の象形壺は手のひらから判断して、高さ20cm近くあるだろう。中型の象形壺となる。本歌と考えているが、それなりのものと考えている。これも2頭の象形壺だが、大きさが?
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旅先で毎度悩まされるのが土産の選定である。当地に滞在している日本人に尋ねるのが良策と思い、ESPLANADE(海岸通り)のスーべニア・ショップの日本人スタッフに尋ねると、ケアンズ・コーヒーを紹介してもらい。自分が帰国する時は毎回持ち帰るとのことで、丁寧に地図上で紹介して頂いた。
それはSPENCE STにある、JTBオフィスの先方とのことで、早速行ってみた。写真のようにCooffee Worksなるショップで、キュランダ高原産の豆を挽いていると云う。
目移りするというほどでもないが、各種ローカル・コーヒーが並んでいる。写真のバケットにも5種類ほどのコーヒー・パッケージが入っている。程よい酸味でサッパリしているという。各種2袋づつ購入した。ケアンズへ旅をされる方、ブーメランやTシャツも良いが、ケアンズ・コーヒーをお薦めしたい。
ケアンズに限らず、初めて訪れた地で必ず出かけるのが、スーパーマーケットと市場である。ここケアンズでもRUSTY'S MARKETSに出掛けてみた。市場に出掛けると、その地の生活の様子がうかがい知れるためである。ケアンズの異常な物価高は既に紹介した通りだが、果たして市場ではどうであろうか?
他の果物に比べて当地もマンゴスチンの価格は高いkg当たり8.5$と表示されているので、日本円で680円となる。チェンマイでもマンゴスチンは高いが、それと比較してどうか?
人参は一袋5-6本入りで160円で、日本より安い。
アボガドが4個入りで160円。パプリカが1個40円。これらは日本より遥かに安い。
カボチャもkg当たり120縁なので、日本に比較して安いであろう。しかるにレストランの食事は、なぜ異常に高いのか? 当地在住の多くの日本人に出会った。多くは女性であったが、5-6人の方々と話す機会が在り、種々尋ねてみた。外食はやはり高いとのことで、外食するなら比較的安くて美味なレストランを選んで行くと云う。物価高の原因は人件費が高く、人出のかかるものは高いとのことであった。
ワーキングホリデーで中国から来ているという青年に多々であったが、日本人のワーホリには出会わない。日本人はなぜ内に籠るのか?・・・将来が思いやられる。日本円で月40万円になると云う。生の英語が学べ月40万円の収入があれば、大学を1年休学してくる価値は高い。日本の青年よ大志を抱け!