世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

今朝の朝刊:4人の麻薬容疑者射殺と護衛艦いずも

2018-12-19 16:31:40 | フィリピン・セブ

当地の朝刊で目にするニュー―スと云えば・・・

〇麻薬の密輸入、密売、容疑者逮捕、容疑者射殺

〇環境破壊

〇渋滞、改善されない交通事情

〇火災

・・・等々で良い記事はあまりない。

今朝の朝刊一面も警察が4人の麻薬容疑者を射殺したとの記事。日本の警察のように生温い対応は一切ない。現場で逃走しようとするならば、即刻射殺で撃ち合いになることもある。そのように記述すれば、危険地帯ということになるが、危ない処に寄らなければ安全である。ニューヨークよりよっぽど安全である。

Air craftとの文字が躍る。当地では”空母”との認識である。しかし、どこか朝鮮半島と大陸の新聞は、たぶん敵対的な記事であろうが、セブの新聞は日本政府が喜ぶような記事である。

護衛艦”いずも”に関する記事である。紙面によると、日本は第二次大戦後初めて空母を手にした。中国で増大する軍事力に対抗する戦闘能力を意図したものではなく、軍事防衛計画の承認を得て、5年間にわたる新しい防衛計画において防衛能力を強化するためのものである・・・と記載されている。日本政府の記者会見の発言そのものである。フィリピンといえば第二次大戦での苦渋があろうが、そのようなことは一言も述べられていない。大いに感謝したい、仲間の国である。

<了>

 


スグボ博物館(3)

2018-12-19 06:43:40 | 博物館・セブ

以下、アメリカ統治時代と日本占領時代の展示品を紹介。

日本占領下の品々も展示されていた。下の酒杯は昔に実家で見た記憶がある。

セブはビサヤ地方に属す。Vijayan新聞として英字紙を発行していたようだ。

戦争の惨禍は2度と起こしてはならないが、国を守る国防力の強化は必要だ。

<続く>

 


今朝の朝刊:ミス・ユニバースと札幌爆発事故

2018-12-18 13:20:49 | フィリピン・セブ

今朝の朝刊2紙共にTOP記事は、Ms.Catriona Grayが昨17日、BKKでのコンテストで選抜されたとの記事である。

”誇らしい国”との見出しである。彼女は24才で、スラムでボランティア活動をしているとか。ミス・ユニバースはフィリピン人として4人目とのことである。早いクリスマスプレゼントとして、TVも含めてフィーバーのようだ。

同じ朝刊の国際面に恥さらしの記事である。札幌の爆風で42人が負傷した。警察は原因調査とある。

昼火事を含めて当地では日常茶飯事で、この手の話は大した記事にはならないが、日本での起こるはずの無い事故なので、当地では二ュースになる次第である。何でもアパマンショップの従業員が可燃性ガスの入った消臭剤120本のガスを換気もせずにぬいたとか・・・阿保かいな・・・。

<了>

 


スグボ博物館(2)

2018-12-18 06:51:10 | 博物館・セブ

Mr.Bariliは金属器時代の遺跡を発見調査した。説明ボードによるとお洞窟内の遺跡を調査したところ、破損した土器と人骨を発見し収集したとのことである。

これらの土器には幾多の文様が刻まれていた。見るとあまり複雑な文様は無いようだが、数種類の鋸歯文が目につく。

農具の名称はキャップションに記載されていたが、時代背景の説明がなかったように記憶している。日本の大正・昭和初期を思わせ、何やら北タイの農具や生活用具といわれても納得しそうだ。

<続く>

 


スグボ博物館(1)

2018-12-17 07:00:55 | 博物館・セブ

元刑務所建物と跡地を博物館にしたとガイド嬢が説明してくれた。

ベトナム(安南)からもたらされた陶磁器で、東南アジア諸国と盛んに交易がなされていた。中国からの交易陶磁は宋、元、明の各時代に、多くの経路によりセブにもたらされた。

タイからの陶磁も数点展示されていた。タイから主としてシーサッチャナーライ陶磁が輸入されていた。セブの骨董商を回れば見ることができると考えるが、詳細が分からず行っていない。

<続く>