夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

個性の集団・・・集団じゃないか,単体か・・・

2007-06-13 19:05:44 | 教室経営
レッドつばさ君に戻って久々の更新です。忙しさで目が回るといった感じの1週間でしたが,ようやく集中する時間が出来たので。
今,子どもたちに出題している「○○と聞いて想像するものは何?」を並べて見返しておりました。まだ全員ではないけれど,一つのことばについてみんなが様々なイメージを持っていることが分かります。子どものイメージ。時には大人をうならせる想像力も。みんなと同じではつまらない。違う意見がたくさんあってこそ面白いと思いませんか?今回の出題10問の中に「赤い花」「茶色い食べ物」の二つがありますが,私としてはいろいろな種類があるだろうと思ったものが,子どもたちの頭の中には「チューリップ」と「バラ」,「カレー」と「チョコレート」しかあがらず,意外性を感じましたが,考えてみれば子どもの世界の中にそれぞれの代表がチューリップだったりチョコレートだったりするのは当たり前か?逆に「柔らかい生き物」というお題では,私としては「イカ・タコ」を想像していたのですが,出てきたものは全員違っており,それぞれの目の付け所に驚かされるとともに,感覚の違いを楽しませていただきました。ちなみに「イカ・タコ」と答えた子は一人もいませんでした。感性の違いがそのまま個性の違い。私の仕事はこの個性的なキャラクターたちをどのように生き生きとさせるかというのが仕事です。いってみれば役者を使い分ける映画監督みたいなものでしょうか?しかも他の方々のように一つ部屋に40人のお子さんがいてそこでタクトを振るのではなく,長野オリンピックの世界同時第九演奏の小澤征爾みたいに,あっちの個性,こっちの個性,全てばらばらの場所にある個性を多次元的に絡め合うようにタクトを振る,きわめて難しい仕事をさせていただいているわけです。滅多に出来ない面白い仕事だなぁと思います。
コメント (2)
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