先週更新したときに満開だった八重桜が、昨日の風雨ですっかり葉桜になってしまいました。桜の木の下が見事なピンクの絨毯と化しております。ソメイヨシノよりもピンク色が濃いので、とても鮮やかな絨毯です。西側のハナミズキも綺麗だし、花の季節は本当に気持ちいいですね。校庭の南隅には藤の花が咲いていて、これまた綺麗ですが、白い藤ばかりなので、藤色のイメージからはほど遠い状態です。それでも近所の緑地公園では美しい藤色の藤棚があり、通勤途中に目を楽しませてくれています。そろそろ名城公園の藤棚を見に行かなくちゃ!
花々が順に咲き誇っていくのを楽しみながら、1学年ずつ成長した?はずの子どもたちをこの1週間見てきました。昨年度末の段階で、かなり文章が書けるようになっていた高学年の子どもたちも、まだまだ一言感想がやっとの低学年も、それぞれに成長した様子を見せてくれました。
昨日は6年生の全国一斉学力テストが行われ、偶然にも4名の内、3名が通級してきました。みんなテストが難しかったらしく、あまり聞かないでほしいという顔をしていましたが、あえてその話に触れました。その3人の統一した意見は『理科みたいな問題があって難しかった』ということでした。中には教科そのものを『理科』だと勘違いしていた子もいるくらい。今朝のニュースでも紹介されていましたが、国語の設問の中に理科の内容が含まれており、何について聞かれているのか分かりづらかったと多くの先生方が答えているそうです。私は問題を見ていないので分かりませんが、出題側の意図は「内容は理科的なことだが国語の問題として文章の意味理解を求めている問題である」という回答でした。表現の自由とはいうものの、そんなわかりにくい言葉や文章を出題して子どもたちを篩にかける必要がどこにあるのでしょうか?ただでさえ日本語の乱れが指摘されていて、訳の分からないJK言葉が横行して、さらに追い打ちをかけるように、まともに母国語を使えない子どもたちに英語を強要していこうという文科省。職員室の私の机の前には、英語の教科書なのか副読本なのかが山積みになっています。中身を拝見すると、中学1年で習った記憶のあるようなものがいっぱい書かれていました。それを小学生にまで引き下げているのですから、子どもたちはたまらないでしょうね。塾に習い事に部活動。好きなことをする暇もなければ友達と遊ぶ時間も作れない。コミュニケーションを育てあえる場が学校の教室内にしか無い訳ですね。そんなことでよいのでしょうか?だから通級指導教室のニーズが高まるんですね。それは制度としてはよいことですが、子ども本来の姿からすれば余分な、異常な世界です。時々、通級ってなんだろう?と考え込んでしまいます。それでも私の些細な悩みとは関係なく、どんどん通級対象児童は増えていきます。縁あって私と巡り会った親子が、『つばさ教室で良かった』と思ってもらえるような、そんな教室経営を心がけたいなと、年度当初の1週間を終えて思いを再確認した次第です。
花々が順に咲き誇っていくのを楽しみながら、1学年ずつ成長した?はずの子どもたちをこの1週間見てきました。昨年度末の段階で、かなり文章が書けるようになっていた高学年の子どもたちも、まだまだ一言感想がやっとの低学年も、それぞれに成長した様子を見せてくれました。
昨日は6年生の全国一斉学力テストが行われ、偶然にも4名の内、3名が通級してきました。みんなテストが難しかったらしく、あまり聞かないでほしいという顔をしていましたが、あえてその話に触れました。その3人の統一した意見は『理科みたいな問題があって難しかった』ということでした。中には教科そのものを『理科』だと勘違いしていた子もいるくらい。今朝のニュースでも紹介されていましたが、国語の設問の中に理科の内容が含まれており、何について聞かれているのか分かりづらかったと多くの先生方が答えているそうです。私は問題を見ていないので分かりませんが、出題側の意図は「内容は理科的なことだが国語の問題として文章の意味理解を求めている問題である」という回答でした。表現の自由とはいうものの、そんなわかりにくい言葉や文章を出題して子どもたちを篩にかける必要がどこにあるのでしょうか?ただでさえ日本語の乱れが指摘されていて、訳の分からないJK言葉が横行して、さらに追い打ちをかけるように、まともに母国語を使えない子どもたちに英語を強要していこうという文科省。職員室の私の机の前には、英語の教科書なのか副読本なのかが山積みになっています。中身を拝見すると、中学1年で習った記憶のあるようなものがいっぱい書かれていました。それを小学生にまで引き下げているのですから、子どもたちはたまらないでしょうね。塾に習い事に部活動。好きなことをする暇もなければ友達と遊ぶ時間も作れない。コミュニケーションを育てあえる場が学校の教室内にしか無い訳ですね。そんなことでよいのでしょうか?だから通級指導教室のニーズが高まるんですね。それは制度としてはよいことですが、子ども本来の姿からすれば余分な、異常な世界です。時々、通級ってなんだろう?と考え込んでしまいます。それでも私の些細な悩みとは関係なく、どんどん通級対象児童は増えていきます。縁あって私と巡り会った親子が、『つばさ教室で良かった』と思ってもらえるような、そんな教室経営を心がけたいなと、年度当初の1週間を終えて思いを再確認した次第です。