夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

またまた講習会にて

2016-10-02 22:52:16 | 剣道
 昨日、運動会で、体中を酷使して、全身筋肉痛で足が重いというのに、今日は四段の講習会。しかも、娘が別の会場で剣道の大会に出場するからと、朝早くに起きて気合いが入りまくる父と娘。そこへ孫娘を送っていってくれると朝一番に義父が登場。こちらの準備が整う前の話である。かなり早い時間。いくら何でも早すぎる。流石はお義父さん。娘をせっついて準備を急がせ、見送る私。私の方が会場が遠いのに、駐車場も狭いのに、出発予定時刻はその40分後。義父が如何に早く来てくれたのかということだ。孫と2人で剣道の試合なんて、滅多に無いことだから、張り切るお爺ちゃん。ありがたい話です。夫婦2人とも予定があり、動けないときは、同じ剣友会の方に便乗させていただくのが今までのパターンだが、娘も年頃。流石に男の子達の車に乗っていくのも気が引ける年になってきたようで、義父に事情を話と、久しぶりだと大喜び。頼りになります。娘はお任せして、自分の剣道に集中。
しかし、せっかく早く準備したので、少し早めに出発することに。日曜日の朝、道路はガラガラ。やはりかなり早く着いた。開場1時間以上前に到着したが、車もまだ6台くらいしかおらず、余裕のよっちゃん状態。暇つぶしというわけではないが、歩いてコンビニへ昼食を買いに行く余裕さえある。戻って駐車場で休憩してもよかったが、防具などを持って会場の前に行く。電車で来た人も含めて、まだ15人ほどしかいない。もちろん知り合いなんて誰もいない。
 今日の講師は県警の東先生を筆頭に八段の先生方が4人。そこへ大嶽理事長もいらっしゃって、容赦のない声が飛んでくる。木刀の持ち方、切り結び方、着装の指導、姿勢、素振り1つにもご指導が入る。形だけでなく、実技指導にも厳しいお言葉が跳んでくる。その場に居合わせた人たちの誰一人として、褒められない。恐らくあの場が試験だったら、理事長の一声で全員不合格だろう。もちろん、それは我々を叱咤激励するための辛口意見だということは分かっているのだが。元々、東先生が講師をされると分かったときから、かなり厳しいご指導になることは予想していたが、大嶽理事長はその上を行った。これは当日も想像以上に厳しい。休憩時間に名指しで呼び止められ、ご指導を頂く。こんなにありがたいことはない。厳しいご意見と今後のためのご示唆。しかと受け止めました。
 形稽古のあとは、いつもなら、1分間の模擬試験をしていただき、当日に備えるのが慣例なのだが、東先生は違った!やはり、地稽古三昧!互角稽古を徹底してやらせてくださる。最後はもう、蹲踞が立てなくなるくらいまで稽古させていただき、フラフラになったところで指導稽古。だが、人数が多いところへ元立ちは4人。一人の先生に並んでも結局稽古を付けてもらえないほどの時間しかない。ここは諦めて、互角稽古を続けることに。半分以上の受講生が同じように互角稽古を続ける羽目になった。私も既にフラフラだったので、最後に声をかけてくださった女性剣士と5分ほど稽古をしていただき、あとは見取り稽古とさせていただいた。何せ、最初の互角稽古のお相手が、19歳の若者で、年齢別コースの最年長である私とでは稽古の相手になるのが憚られるほど、若くて力強いお相手。手も足も出なかったわけではないけれど、スピードについて行けず、こちらの打ち込みはほとんど躱された。相面程度ではこれほどの若者には何の効果もない。スピードに対抗しなければならない分だけこちらの足さばきが疲れるだけで、良いところ無しである。
 しかしながら、さんざんな内容だった稽古も、具体的に何が足らないのか、どうすると良いのかが、今まで以上によく分かってきた。もちろんそれを実践できれば受かるわけで、体の動きとは別であるということもよく分かっている。残りの2ヶ月弱で何ができるか分からないが、部活のあとの一人部活が復活することは間違いない。やれるだけのことをしてみようと改めて思う今日の講習会だった。
 家に帰ると、娘が大会で3位に入賞し、小学生の頃の宿敵を2人も破っていたことを聞き、驚く羽目に。娘も頑張っているのだ。情けない父親像にはならないようにしたい。
コメント
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