父の日。子どもたちは珍しく3人がそれぞれのアクションを起こす。高校生の末娘は朝イチに、ハンディ扇風機をくれて、「今夜は私がご飯作るから楽しみにしてて‼️」と一言。期待が高まる。週末課題が多くて嘆いているなかを、娘がいるということはかくもありがたいことなのだと実感する。
このまま1日が過ぎていくのだろう、と思っていたら、3時頃、次男坊から珍しく電話が。父の日のご機嫌伺いと近況報告を1時間もしゃべっていった。妻に話すと、普段息子が電話などくれないとぼやいているので、私の伝言を伝えるために40分程しゃべったらしい。長話に付き合わされる可愛そうな次男坊。都合二時間弱、両親の相手をすることになろうとは。何はともあれ、元気そうで何よりだ。
それから暫くして、長男から珍しく、金銭の要求以外でメールがきた。父の日のご機嫌伺いと、二日後に品物が届くと。学生の分際で余計な金を使わずとも、と言いたいが、長男がこんなことをするのは大変珍しい‼️メールなど、いや、電話ひとつよこさない奴が、どうしたのか?周りの人たちに勧められたのか?側にいないことで親のありがたみを知ったか?私も両親のありがたみを知ったのは大学生の時だった。それならば、素直に成長を喜びたい。コロナでどうなるかわからないが、インターンに行く会社も決まったらしい。ちゃんと就職してくれれば、苦労して私大に送り出した甲斐がある。
3人がそれぞれの成長を見せてくれた父の日。久しぶりに嬉しい日になった。
娘が作ってくれた夕食がとても美味しかったことは言うまでもない。