夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

行事は心と言葉を育む

2013-07-09 08:16:33 | 教育・躾全般
日曜日は七夕でしたね。今年は今の職場で2年目ということもあり、忙しすぎて、学校の子どもたちにも七夕祭りをしてあげるのを忘れていました。日曜日だったことも大きいかな…。静岡まで知人のお悔やみに出掛けて、浜松の街路樹に短冊がかかっているのを見て、初めて気がつきました。(ちなみに扉の写真は浜名湖SAからの舘山寺方面の眺めです。)行事を大切に教室経営してきたのに、ボケていました。
子供が無事に7年を成長できたことを感謝する祭りと、中国の七夕の故事が結びついて、今の日本の七夕祭りは行われていると聞きます。実際には旧暦の七夕ですから、8月の始め頃が正しいですが、短冊やでんぐりで飾り付けた笹竹と、灯籠・走馬灯、提灯などで部屋を飾って、数え年7つのお祝いをして、成長を感謝するのが、この地方の一般的な七夕祭りです。しかし、中国の伝説になぞらえて、書道の上達や繊維産業の隆盛を願う七夕祭りも、この地域では一宮市や、名古屋の大曽根に残っていますね。子どもたちは、星に願いをというと、すぐに受験の合格とか、ほしいものが手にはいるようにとか、現実的な願いを書きますが、中には子どもらしく、将来の夢を書く子どももいます。そんな願い事が叶うといいねと思いながら、空を眺めて、一日遅れの織り姫と彦星を探す私です。
こんな時、子ども達と一緒に星空を眺められると良いですね。親子でベガとアルタイルとデネブを探す。理科の勉強としても結構ですが、七夕伝説の話をしながらでもよし、願いを叶えるための努力について、親の人生を語るもよし。これからの人生に深みを与えるような体験を積ませてあげるのも親の務め。体験が言葉を生み出します。今の子どもたちは日常的な体験が乏しい子が多いのです。非日常的な体験ばかり重視されて育つので、言葉と結びつくものが少ないか、現実的ではない場合が多いのです。ちょっとした家庭内の出来事を、親子で楽しく語り合って、絵や文にする事で、言葉の理解は深まります。七夕祭りの記憶を絵日記にしてみるのも、とても良い勉強になると思います。もうすぐ夏休み!子どもたちだけでなく、大人たちも、子供の成長を楽しむ夏休みであることを、お星様に願っておこうと思います。
偶然にも、娘の宿題に付き合って、今夜は夏の大三角形を観察することになりました。タイムリーな宿題でした。真っ暗な堤防で星を探しましたが、一等星しか見えない都会の星空は寂しいものです。実際にうっすらと雲がかかっていましたが、目的としていたアルタイル、ベガ、デネブ、アンタレス、北斗七星を観察することができて、宿題も完成です!土星が見えたので、望遠鏡を出そうと思ったら、娘が眠くなってしまったので、終了です。おやすみなさい!
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