夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

男なら・・・。

2019-12-04 15:35:28 | 皇大26期生向け
 「男なら、危険を顧みず、死ぬと分かっていてもやらねばならぬ時がある。負けると分かっていても闘わねばならないときが・・・。」
 映画『銀河鉄道999』の中で、最後のクライマックスの戦闘が始まるときに、主人公・星野鉄郎少年の援護をするキャプテン・ハーロックがつぶやく台詞である。この映画を見たのは小学校6年生。ゴダイゴの主題歌が大ヒットし、中学生目前の6年生向けの雑誌に中学準備の英語を覚えるには歌で覚えようと掲載されていた。必死で歌って覚えたものだった。
 当時は宇宙戦艦ヤマトを始め(といっても例の訴訟で『ヤマト』は省かれるようだが、我々ヤマト世代にとって松本零士氏のヤマトは外せない)999、我が青春のアルカディア、1000年女王といった松本零士作品が世の中を席巻していた時代。中でも、キャプテン・ハーロックというキャラクターは複数のお話の中に登場する(原作漫画の『ヤマト』にも登場する)存在である。口数の少ない男だが、ここぞというときに、冒頭に述べた台詞のように、心に残る名台詞を言ってくれる。しかも、先日亡くなられた井上真樹夫氏の素敵な声で。
 小学生だった私が冒頭の台詞を聞いて、ハーロックの大ファンになったのは言うまでもない。そして、井上真樹夫という声優にも憧れと尊敬の念を抱いていた。ハーロック=井上真樹夫であった。だから正直、CG映画になったときは「受け容れられなかった」別物なのだ。
 それはさておき、キャプテン・ハーロックという男は、私にとって「男の見本」のようなキャラ。宇宙には出られないが、「俺の旗の下に、俺は自由に生きる」ことが自分のモットーであり、映画『我が青春のアルカディア』の主題歌のように「俺がただ1つ目指すものは、最後に笑って死ねる人生だけ」なのだ。
 私の生き方そのものに、大きく影響を与えてくれたキャプテン・ハーロック=井上真樹夫氏。亡くなられても作品は永遠に残る。永遠の宇宙の中で、星になって導いていただきたい。井上真樹夫氏のご冥福をお祈りします。

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