晴走雨楽(せいそううがく) 風の又三郎

晴れている日は山やロードを走り、雨の日は音楽や楽器演奏しています。風の吹くまま、気の向くまま・・・。

浮世絵について

2011年01月09日 21時15分44秒 | 芸術・文化
■本日(1/9<日>)は、大会の疲れ(太ももの筋肉痛)もあり、家でマッタリと。
ついでに娘の学校の宿題(浮世絵レポート)をすることにしました。


■浮世絵について
今回、浮世絵の雑誌(浮世絵師列伝)を読みましたが、春画のイメージしかなかった私ですが、
認識を新たにしました。その一部を紹介すると。

初期は、明暦3年(1657年)の江戸大火、以降に誕生。
絵師は、浮世絵のパイオニア「菱川師宣(ひしかわもろのぶ)」、ちなみに千葉県安房郡鋸南
町「道の駅きょなん」に記念館があります。
毎年、走る仲間と安房鴨川駅より長狭街道を走り道の駅きょなんにゴール(約32km)しますが、
「見返り美人図」の像がそんなに有名とは思いませんでした。
中期は、明和2年(1765年)から文化3年(1806年)頃。
浮世絵文化が開花し、下絵師、彫師、印刷師の分業体制が整っていく。浮世絵の最高峰
歌麿や謎多い写楽も出現。
終期は、安政6年(1859年)から明治45年(1912年)頃。
世界に衝撃、浮世絵の巨匠「葛飾北斎(かつしかほくさい)」

浮世絵の種類は、美人画、役者絵、花鳥画、武者絵、風景画、春画などあります。

浮世絵の版画は、錦絵は絵師、彫師、摺師の分業。
出版社にあたる版元(はんもと)の統括のもと、絵師が絵を描き、職人である彫師が彫り、
摺師が摺りを担当した、いわば分業の産物なのである。

外国に影響を与えた浮世絵。
パリを中心とする十九世紀末期のヨーロッパ社会で、巻き起った日本美術ブーム「ジャポ
ニズム」。ヨーロッパに多くの浮世絵コレクターを生み、その中には、マネ、モネ、ドガと
いった当時の前衛的な画家達も含まれていた。

浮世絵に表現された世界は、江戸時代の人々にとってなつかしく、目の前に見たかのよう
に絵がれ、誰もが富士山を様々な角度から眺めることができ、東海道の旅も、歌舞伎の芝
居小屋、相撲など出会いの経験があるかのように表現してくれる。
など、浮世絵は遠く時代を経た現在でも受け入れられ、また外国の人にも魅力的な存在で
あることが理解できました。

今度機会があれば、「道の駅きょなん」の菱川師宣記念館に行こう。




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