少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

スイッチON

2009-04-12 | 練習・試合後記
新キャプテンKYの相棒、
もう一人の6年HK。

4年生から入部していますが、
ズットやる気のスイッチがOFF。

月に一回は必ず休むし、練習態度も熱心とは対極。
去年は危機感を与える為に、下級生をスタメンに使ったり…

それが、この頃頑張っています。
キッカケは今年の2月。
気が抜け放題の旧6年生。
その日もまた、私に怒られ「帰れ」とホッタラカシに。
そのアト彼はずっと走ることになったのですが、
あろう事か、その中に新キャプテンのKYも。

練習の号令をかけるのが居ない。
しょうがないので、HKに今日だけキャプテンを任せました。
そうしたら、声は出るは、走るの苦手でダッシュもジョギングに
しか見えないのが、遅いなりに懸命に走る。
何時は簡単にそらす、暴投の繰り返しのキャッチボールも
必死さが・・・
「アレッ、もしかしたら役割を付ければ、頑張るタイプ

本人の希望ポジションはファースト。
これを5年生と競わせることに。
結果的のこの競争に負け外野へ。
しかし、事あるごとに「アイツの3を捕ってみろ」とハッパを
かけていたら、その気になったようで

先日の試合。
ファーストの子が旅行で不在。
多少の不安があったがHKをファーストに起用。
これが立派な合格点。
声も良く出ていた。
やれば出来る。

土曜日に彼に正式に副キャプテンに任命。
キャプテンを助け、二人しか居ない6年生で
チームを引っ張っていくように。って言い渡し。

そうしたら、張り切りましてね。
今日も頑張っていたナァ

KYが、お母さんに溢した一言。
「アイツ、副キャプテンになったら張り切って。
俺にまで「声出せ。」って。
俺ははピッチャーで投げているんだ

これで、スチッチOFFはアト二人

コメント (4)
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