少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

スイングバイ航法

2011-09-05 | 投げる
スイングバイ航法って、知ってます?

そう、宇宙船を星の公転とか引力を使って
遠くに飛ばすってヤツ

しかし、誰が考えたんでしょうね。
単位が星ですよ
でっか過ぎて、想像もつかない。

その航法を投球理論に活かしちゃった人が

24時間、野球の事しか考えてないんだろうなぁ
絶対、思いつかないもん

その人は遊学館の監督、山本監督。

中学野球小僧テクニカル ピッチング編
に載ってました。

頭を惑星に、ボールを宇宙船に例えていて
いや~、凄く納得

ボールは耳のそば。って言いますもんね。

後ろを小さく、頭の近くを通して
フォローを大きく。
アーム式はダメよって事ですよね。

昨日の練習で2年のタツがアーム式。
テイクバックの時、ボールが腰の位置から上がってこないで
そのまま、肩から棒が生えているのかって
ぐらいの勢いで真っ直ぐ振ってくる。

リリースも引っ掛けちゃたり、
抜けちゃったり

卵を割る感じでグローブとボールを離させて、
テイクバックを耳の傍に持ってくることだけに
注意をさせると
ほぼ、胸の辺りに来るようになった。

本ではスピードが出る様にって方向で書かれていたけど
今回は、コントロールが良くなりました。
ただ、3球投げると元に戻っちゃって、
その度に「耳」って怒鳴ってた

じゃ、スピードを出すためには・・・
この理論には続きがあって
その為には回旋が大事って事。
引力と公転の影響で宇宙船が星の周りを
回ってから、外に飛び出すように

例えとして、砲丸投げの話をしていました。
砲丸投げは、砲丸を頭の近くで持って
体の回旋を使って砲丸を飛ばしていく。って。
この時の体の回転は、”小さく”
フィギアスケートの選手は腕や足を体に着ける事で
回転スピードを上げ、
離すことでスピードを落としています。

だから、
体から腕の半径を小さくすれば、速い回旋度運動を起こすことが出来る。
体と腕が離れてしまう人は
まず、頭にくっつけることからスタートしても良いそうです。
頭に着けると自然に肘も上がり負担が減ることに。
お手本はメッツに行った五十嵐投手だそうで。
そう言えば速かった

回旋運動を引き出すには体重移動が大事だそうで、
インステップで踏み出す投手は、
前足が突っ張って、体重移動が出来ない。
前足に十分に重心が乗らないと体は回れませんよね。
その為には股関節の運動をしっかりしないと。

フニッシュでは、背中がキャッチャーに見える位が
理想だそうで。

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コメント (2)
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