少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

一生懸命だと楽しい

2015-05-10 | 高学年再び
昨日、ご利益満載ツアーを巡っている間、
我がチームは練習試合
例によって大敗。
監督代理の投手コーチからの報告を元に
朝のミーティング。

この時ちょっとした事が有りまして、
もう、ここに書く事もバカらしく成るぐらいの事なので書きませんが、
それを機にお説教モードに突入

そんな最悪のスタートしたのにも関わらず、
午前中の練習ももう終わりって時に
これまた、朝の事に3倍ぐらい輪をかけた
アホな事をやらかしてくれて、
もう、呆れちゃって、怒る気も起きない。で監督、練習放棄であります

反省してます。って来たけど
「午後からの練習。中学校には連れて行くけど、
監督はやる気がなくなったので、練習しないかも」
取り敢えずお弁当を食べて移動。

この時、ボールケースもキャッチャー道具も誰も持っていないのに気がついたけど、
もう、どうでも良いやそんな気分で、ほって置いた。

中学校に着いてから、ボールが無い、キャッチャー道具が無い。って騒いでいたけど、
知らんぷり。
グランド作りが始まっても、グランド挨拶をする為に列を作っていても、
センターの芝生でノンビリ見てた。
いつまでも有ると思うな、親と金と監督のやる気

帰ろうかな。って本気で思いかけていたら
走って来て、一例に並んで「練習をさせて下さい」って
「だから、監督はやる気が無くなったって言ってるでしょ」
「・・・」
「じゃ、ちょっとミンナでお話しをしようか?」
30分ぐらいかな。
簡単だと思っていたメニューが、子供達は難しいと思っていた事や
プロ野球は何処のファンなの?って。
「別に何処って事は無いけど」って言った子の隣で
「ジャイアンツって言えば良いだよ」って言ってる子が
変なところで気を使ってる
プロ野球中継では、
「解説は何言っているか、分からないから聞かない」って子が
何人か居てビックリ
配球とかルールの説明とかしてくれるから
聞いてみてね。

昔の話しもしていていたら、
「監督、そろそろ練習をしたいんですけど」ってキャプテン。
「えー、練習なんてしないで、ミンナでおしゃべりしてようよ」
「いえ、練習しましょう、練習させて下さい」
「ミンナ、練習したいの?」
「ハイ」
「本当に」って事で練習開始

ミンナ一生懸命に練習して、
あっという間に5時の終了時間。
集中すると長時間もあっという間だ。

「午後の練習はどうだった?」
「楽しかったです
「じゃ、午前中の練習は?」
「うーん、ダラけて楽しくなかった」
「そうだね。怒られたし、つまらなかったね。
一生懸命練習すれば、楽しいって事で今日はお終い

直ぐにリセットされちゃうから、
来週まで覚えられるかな?
コメント (4)
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