歌う介護士

看取りをしたご入居者から「あなたの声は癒される」と。お一人一人を思い浮かべながら、ずっと歌い続けています。

オペラの運営

2007-08-06 01:14:17 | Weblog
今夜は、いつもより大きく見える半月がかかっていました。
深夜だと言うのに、蝉の合唱が聞こえます。

我が部屋は、エアコンなしなので、こういう夜は辛いですが、
下手に冷房をしないほうが関節は冷えませんね。

疲れは暑さで倍増します。


オペラの運営をしていた頃、
40万、50万の立替は毎回でした。
「ドン・ジョヴァンニ」のとき、さすがに東フイルのメンバーを呼んだので、
100万からの立替になり、このときは助けてくれる人に声をかけました。
一時的にしろ、主催者でもない私が、そこまで責任を持つ必要性を感じなかったからです。

私の健全運営(笑い)の賜物で、決算に赤字を出したことはありません。
自慢しますが、(笑い)
これって、なかなか出来ないことなんですよ!
予算の立て方がうまいのかもしれません。
私、とても慎重なんです。
それプラス、
演奏家たちが、とても協力的だったから!

おかげさまで、そのころの収益が今でも少し残っています。

毎回同じメンバーでないので、返金はせず、
その頃貢献してくれた、私を含めたメンバーのために使うつもりです。
ささやかですが、演奏活動は続いていますから・・・。


無理をせず、私と気の会う人と歌えることが今の望みです。
もうオペラ全曲を演奏する膂力は持ちません。
運営する余力もありません。

ともに楽しんできた人たちが懐かしいばかりです。
今もお付き合いしている人もいますし、新しい楽しみ方もしています。


オペラの運営は、仕事にも役立っており、多面性をもって人を見ることが出来るようになりました。
また、予算・決算などの経理的な考え方も身につきました。

何事も行うときは困難でも、
やり遂げるだけの力さえあれば、オペラの運営は会社を運営するようなものですから力が備わりますよ!(笑い)

何が起きても驚かない!

昨日の友は今日の敵。
そういう場面にもぶち当たりましたし、捨て台詞を残されたこともあります。
今でも腹立たしいのは、
脱サラして演奏家の仲間入りした人、
まだ駆け出したばかりの頃に、仕事を紹介したりしてあげたにもかかわらず、
後足で砂をかけられたことですね。

能力の過信は恐ろしい。
私はその人の努力は認めますが、人格は認められません。

そういう人も居たんです。