
家族の代行者として、住まいの引き払いに立ち会ってきました。
その家族が40年以上暮らしていた部屋です。
4人から3人、そして2人、と暮らしていたにもかかわらず、生活の様子が感じられない部屋でした。
搬出は処理業者に任せ、大家さんとお話をしました。
40年間の家族の様子をうかがうことができました。
ずいぶんお世話をしてくださったようです。
先週、わたしの担当の当事者に大家さんのことを話したとき、顔を背けられましたが、それはもう戻れないからだったのか?
40分ほどで、部屋の中は、すっかり空になりました。
業者さんに「こういう仕事は多いですか?」とたずねると、
「ええ、このあとも2件、市の委託で行くんですよ。ここの前にも1件、ね。」
季節の変わり目は多いそうです。
目の当たりにすると、
必要以上に物はいらないなあ・・・と。
改めて思いました。
物を買うより、そのときの楽しみを買うことにしましょう。
介護福祉職であり、自分の親の家を処分したこともあるので、それほどの驚きも感慨もありませんでしたが、初めての方が遂行する時、かなりショックを受けるのではないでしょうか。
ふと、そんなことを思いました。
大家さんも高齢の方、「また、電話でもしましょうね。」
空約束にならないようにしないといけないです。
また、担当の方は老人施設に入所しておらず、病院なので、中の様子はなかなか・・・。
わたしが担当に選ばれた経緯が、なんとなく分かってきました。
家族同様に付き合っていたらしく、契約書や領収確認ができなかったので、こちらも作成することになって忙しかった。
使われすぎたのか?プリンターがお手上げに!
プリントアウトしたあとだったのが、ラッキー。
パソコン同様、買い替えの時期が来たってことですね。