明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

株式会社 明治(旧 明治乳業)の歴史を支えてきた全明連フォーラム会場で宣伝

2011年06月06日 14時41分10秒 | レポート
明乳会全国連合会の役員と話し合いが出来ました


 6月4日、ホテルグランドパレスを会場として全明連フォーラムが開催されました。明治乳業争議支援共闘会議と明乳争議団は、3月11日の東日本大震災で、明治グループも被災し充分に宅配業者に製品を納めることが出来ない問題などが発生し、一方、量販店イトーヨーカ堂などでは特売企画が組まれ、優先的に製品がまわされていたなどの優遇策があったと聞いていました。そういう中で、(株)明治の浅野社長も出席することからも、参加者へ専売制での販売店を守れとチラシ配布で呼び掛けさせていただきました。特に、「震災による販売店の損失を保障せよ」「長期にわたる労働争議を解決せよ」「乳製品の放射能検査をせよ」と訴えました(チラシはHPでご覧下さい)この行動には、13団体22名が参加しました。

 行動の中で、明乳会全国連合会の役員の方が話をしたいとロビーでお話をすることが出来ました。内容は、明治と直接的には全く別の組織であるので、行動の主旨を我々の承諾を得るのがルールではないのですか。不祥事などの宣伝は、お客さんが選ぶ関係から営業妨害だと質問がありました。役員の方がそうおっしゃるならと改めて真意を伝えさせていただきました。

不祥事の件で量販店などは、争議団の皆さんに伝えてもらって初めて知る問題だと歓迎されていることに対し、それは我々のところにも何もない、知らなければそれでよしのところがあると。同時に、「明治乳業」の商品を扱ってきた宅配業者の皆さんが作り上げてきた90年からの歴史の中で、新しい会社「株式会社 明治」になったことをどう感じていますかの問いかけに、4つのユニット構成の一つ「乳製品ユニット」になっているが、我々は「牛乳」を販売してきている、本来なら「牛乳・乳製品ユニット」であることが筋だと。また、製菓より売り上げが上にも関わらず、社員の名刺の裏側には、「Meiji Seikaファルマ」の下に株式会社 明治になっていること自体問題だと話されていました。このことは、「明治京橋ビル」にもその順番で銘打ってあると話しておきました。役員の方は本日の会合で浅野社長にしっかりと話すつもりだと。

この他、酪農家の原乳価格引き上げ問題で、争議団も参加した共同行動でマスコミも取り上げ、3円、10円と引き上げが実現したことでは、役員いわく本質的には、長らく据え置かれてきたというより、価格が右肩下がりで、全酪連の取り組みに問題があると話に及びました。
役員の方も時間が迫った関係から、双方真意が伝わったことを確認し、総会が始まる前14時で終了させてもらえないかと申し入れがあり、了解しその後の残り35分程の時間宣伝、予定の14時30分を繰り上げ、きっかり14時で終了しました。
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