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12・4全労連・東京地評争議支援総行動
明治ホールディングスへの抗議・要請行動に連帯あいさつを紹介します
全農協労連書記長 国分 博文 さん
明治乳業と明治ホールディングスは、長年にわたって差別に苦しめられている労働者の声に、耳を傾けるべきです。そして、争議解決への話し合いに応じるべきです。
農協の職場でも、労使関係ら労使対立は当然ありますが、経営者が、農家組合員はもとより、労働者の話しを聞かないなどということはありません。また、もしもあれば、そういうことを許すようなことはしません。
企業が、閉ざされたような企業体質では、労働者が安心して働くことはできません。
明治乳業において、労災事故が後を絶たないと同時に、何人もの死亡事故までおこる大きな要因は、閉ざされた企業体質に根っこがあるのではないでしょうか。
閉ざされた企業体質は、不祥事の温床にもなっているのではないでしょうか。
明治乳業は、この間、乳製品の不正な製造・法令違反・賞味期限切れ製品販売・大腸菌汚染問題などの隠ぺいを図るなど、農家や消費者の信頼を裏切って、次々と食の安全や安心を踏みにじるような不祥事件を引き起こしています。
なぜ大もうけを上げる明治乳業で不祥事が繰り返させるのでしょうか。その理由ははっきりしています。
労働者の人権を守らない乳業メーカーは、残念ながら消費者の人権も守ることはできないのです。もうけ優先の明治乳業の体質は、同じように不祥事件をおこす体質と表裏一体です。みなさん、連続して発生している製品事故などの不祥事をなくし、農家や消費者の信頼を回復することは、企業の社会的責任からいっても当然ではないでしょうか。
争議解決のために、明治ホールディングスは、一刻も早く動くべきです。それは、農家や消費者の信頼を取り戻すためにも、必要なことです。そのことを強く私からも会社に対して要請します。