明治乳業争議団(blog)

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浅野茂太郎 明治HD社長は退任前に、「負の遺産」長期労働争議を解決していけ

2014年06月12日 11時05分29秒 | お知らせ
浅野茂太郎 明治HD社長は退任前に、「負の遺産」長期労働争議を解決していけ


明治ホールディングス社前宣伝

浅野社長、自らまいた種は自分で始末して去れ

 6月27日の明治HD株主総会で浅野茂太郎社長が退任し会長職となります。
 明治HDと㈱明治は浅野社長の退任を機に、大きな〈負の遺産〉である長期労働争議の全面解決をはたすべきです。
 浅野社長は明治乳業に入社して市川工場に赴任。この時代、会社は労組乗っ取りを画策しますが、浅野氏は同工場にある労組市川支部の副支部長、支部長を歴任し、申立人らを分断・排除する先頭に立って策動したのです。
 いま中労委では、この時の差別・人権否定をもとに戻せと訴えていますが、浅野社長よ〈自らまいた種は自ら始末して去れ〉と声を大にするものです。

労組転覆「秘密職制連絡会」でも暗躍

 昭和45年ころ市川工場には、労組対策「秘密職制連絡会」がありました。その連絡会の会議録なるものを見ると、表紙には「自宅保管」「置き忘れたり落としたりしないよう気をつけよう」とあります。各ページには、「(支部役員)選挙に勝つために〉「赤退治について」「勤務評定や仕事で差別しろ」・・・など、差別・排除と労組乗っ取りの手口がビッシリと書かれています。
 会議録の中には、当時の浅野氏が発言したメモもあり、その発言がそのまま実行されたのでした。

浅野社長の発言語録
 
 ◎支部大会にのぞむ基本方針について意見を出し合う
  浅野「動員が第一の眼目、職制は先頭に立たないとしゃべる人が出ない」
    「意見、質問は限定しろ」などと労組に直接介入する。
 ◎赤退治について
  浅野「指導(書)内容を掲示してはどうか」などと社員の人権もプライバ シーもな
い発言で分断・排除。


大手町タワー みずほ銀行本店前宣伝

みずほ銀行は、自己の自浄努力と共に筆頭株主として㈱明治の長期争議解決に力を
社長交代の株主総会を機に「負の遺産」を全面解決せよ

 目前に迫った、第5回明治ホールディングス株主総会では、浅野茂太郎社長が退任することになりました。
筆頭株主・みずほ銀行には、この機に「負の遺産」である異常な長期労働争議の解決を明治HD・㈱明治に厳しく迫られることを強く求めるものです。
 みずほ銀行は、自身の異常企業体質を克服する自浄努力により健全な企業確立と社会的責任をはたすために労力を発揮されています。
その力で、旧知の関係にある明治HDに、経営トップの交代局面にある今こそが争議解決の絶好のタイミングであることを強く迫っていただきたい。
 29年となる争議は、あまりにも異常です。


食品大手・明治は いまこそ放射能数値を店頭表示せよ 

50人が甲状腺ガン  福島の子 検査 

福島県が5月に発表した、東電福島第一原発事故による子どもの甲状腺への影響を調べた検査では、50人が甲状腺ガンであることが明らかになりました。ガンの疑いを含めると90人にもなるといわれます。
 いま放射能汚染で、子ども・乳幼児に大きな関心となっているのが、低線量内部被曝です。牛乳・粉ミルクなどは線量が低くても長期に飲用するものであり、その蓄積による晩発性の健康リスクが問題視されています。
 明治など食品関連企業は、たとえ基準値内でも放射能数値を店頭に表示するべきではないでしょうか。それは消費者の選択権を保障することになります。
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