株式会社明治社前 第22次座り込み行動一日目(京橋エドグラン)17時~19時
東京地裁第3回「口頭弁論期日」(9月7日)の中で、次回(10月2日)「進行協議期日」とした裁判長の積極的な訴訟指揮が出されました。
東京地裁「第3回口頭弁論期日」で、裁判長の訴訟指揮において原告、中労委、会社明治の代理人が別室に入り、原告、中労委の意向は話合いでの解決を望んでいることを前提として、会社代理人が残り意向を問いただした模様でした。
裁判官再入廷し、裁判長が決めました会社に聞きたいことを伝えました。10月2日「口頭弁論期日」を先ずは「進行協議期日」とします。補助参加人(会社)から正式な回答をすることになりました。
報告集会のなかで原告側の見方は、会社側の反論書から見た場合に裁判長はベストな判断をなされたと感想が述べられました。
株式会社明治は、東京地裁からの求めに謙虚に従い解決に向けた判断を求め夕方の座り込みを実行しました。
松本議長主催者挨拶
明治は、労働者を「赤組」「白組」「雑草組」に分断し差別を続けてきました。多くの大企業は争議を解決しています。解決しないのは明治だけです。その結果、2000年に入ってからでも食品事故は35件も起きています。更に、青年労働者など7人もの尊い命を落としました。労働争議も11件も引き起こし、文字通り日本一のブラック企業になりました。その原因がこの争議を解決しない、不当労働行為のやり得に味をしめ反社会的な行為をしているからであります。
ところが潮目が変わりました。一つは、お国の中央労働委員会が差別を認め不当労働行為を認めました。最後に、会社に対して大局的な見地に立って解決をするように求めました。
それを受けて東京地裁の裁判官が、この争議は話合いで解決すべきとの観点に立って、会社に対し解決するようにボールを投げました。今までとは違う局面です。
二つ目は、食品一般ユニオンがILOに提訴して受領されたということです。明治は世界に打ってでるとしましたが失敗をしています。こんな不祥事を抱えた企業は世界では認められないということです。現役の社長や取締役が経営の舵取りをしているのでなく、かつての社長中山悠名誉顧問や浅野茂太郎相談役が「院政」を敷いているという事実、このことが「ZAITEN」の8月号で暴露されました。経済産業省などが「院政」は見直すべきだと主張を始めました。明治の社員の中では、恥ずかしい思いをしている早く解決してほしいということが広がっているということです。
解決しない明治に対し私たちは、厚労省や農水省や文部科学省などに対し、近々要請行動をし、ブラック企業体質を管理監督の責任を求めます。明治が争議を解決しないことに社会が解決を求めていることです。
社前で要請書を受け取らない、話合いにも出てこないために社長宅などの自宅を訪問し、家族と対話ができるようになってきました。
明治で働く皆さん、争議の解決は話合いでしか解決しません。私たちは一刻も早く争議を解決するまで、ここ京橋エドグラン前をお借りしてご迷惑をおかけしますが、最後までたたかい続けなければなりません。そのことを訴え挨拶とします。
株式会社明治、明治HDへ申入れを行った平川さんからの報告
株式会社明治は総務の方に電話を入れてくれましたが、コンタクトがないということで「申入書」を受付においてきた、明治HDも同様に置いてきた。と報告をする中で、明治がちゃんとした企業として利用者の皆さんが安心して食べたり飲んだりできるような明治にならなければと思った。そのためにも一刻も早く争議を解決して、真摯に労働者と向き合って会社を良くするということをしていただきたい。消費者の目が大事ですから10月2日に回答を求められていますので、解決への回答をお願いしたい。この座り込み大事ですので三日間頑張りましょう。
連帯挨拶には、戸田地区労議長・支援する戸田の会;横田議長、千葉支援共闘会議;高橋議長、差別連;篠崎さん、食品一般ユニオン;唐笠副委員長からいただきました。
お礼と決意を小関団長がおこないました。
シュプレヒコール
一、株式会社明治川村社長は、東京地裁が求める解決に応じろ!
一、株式会社明治川村社長は、10月2日「進行協議期日」に真摯な答えを示せ!
一、川村社長は、中山名誉顧問・浅野相談役「院政」に支配されることなく、
東京地裁の求めに今こそ応じろ!
一、明治HD松尾社長は、経営トップの全責任者として争議解決を決断せよ!
一、株式会社明治が、東京地裁に解決への姿勢を示すまで、
我々は最後までたたかうぞ! たたかうぞ! たたかうぞ!
〈ガンバロウ 三唱〉
・明乳争議とすべての争議の早期全面解決をめざして
団結してガンバロウ、 ガンバロウ、 ガンバロウ
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