明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

労働者を赤組・白組・雑草組に差別してきた「明治」が、セシウム汚染源を隠ぺい

2012年02月09日 19時00分38秒 | レポート
2月9日、定例の株式会社 明治本社前、明治グループの筆頭株主・メインバンク「みずほ銀行京橋支店」前、親会社・明治ホールディングス社前宣伝行動を実施してきました。
 一つは、28年目に入っている労働争議の中で、全国都労委事件が昨年結審し今春にも命令が交付されること。必ず「救済命令」を勝取りそれを契機に争議の全面解決を果たす年にすることを訴え、二つ目に、牛乳や粉ミルクからセシウムが検出され、その対応の不誠実さと真相を隠し通す隠ぺい体質を訴えてきました。

 特に、2月11日号の「週刊東洋経済誌」を手にし、世間からの問題指摘に対して何も応えようとしないことは、社内の中で、社員に対し「秘密保持誓約書」や「個人情報の取得・利用に関する同意書」を取り交わさせているという、驚くべき告発内容を活用させていただき、出勤社員、通行人に報告してきました。3カ所宣伝において490枚のチラシを手渡しすることが出来、多くの皆さんに関心を持っていただきました。

明治乳業の歴史

 (旧)明治乳業で働き労働組合活動で要求を掲げる組合支部・労働者を排除するために、「赤組・白組・雑草組」に分類し差別してきた。明治の言う差別用語「職場秩序破壊者」、「生産阻害者」のレッテルを貼り付けて、1960年代から労働者の人格を蔑ろにした労務政策をとり続けてきた歴史です。

 争議団は、働く人の権利を守れない企業には「食の安全・消費者の人権」も守れないと言う観点から、一貫して要求し訴えてきました。
しかし、明治は問題の指摘に対しても一切聞く耳持たず背を向け続けてきた。そのような背景が基盤となっている企業体質の中で、「牛乳でないものを牛乳」として販売し、厚労省から「乳等省令違反」製造停止、大腸菌群に汚染された脱脂粉乳を使用したことで「食品衛生法違反」で厳重注意を受けるなど、赤錆混入、金属片混入、大腸菌が混入された疑いの牛乳などで自主回収。LG21ヨーグルトに入るべき乳酸菌が投入されないことを承知で製造販売に至るなどの不正を働き、消費者に分からなければそれでよしとする利益優先を正に「社是」としてきたことが伺える。
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