明治乳業争議団(blog)

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東電福島原発事故から4年たった時点でも明治おいしい牛乳から放射能セシウムが検出されている

2017年01月20日 11時24分59秒 | お知らせ
2011年3月11日、東日本大震災によって東電福島原発事故による放射能汚染が拡散されました。
事故以来、確か4月18日までの厚労省データーからみると酪農家単体の検査汚染度割合から廃棄処分にしていました。
その後の対処として、クーラーステーションというサイロに汚染乳も良質乳も混合させて数値検査にしました。このことから、放射能汚染数値は低数値になりましたが、ゼロ数値にはなりきっていないのが現状です。

この間、明治乳業社名(現・株式会社明治)の時点で、神奈川工場で製造された学校給食用牛乳からセシウムが検出、また、春日部工場での乳児用粉ミルク「明治ステップ」からも検出されていましたが、これらの数値は、厚労省の定めた暫定数値「200ベクレル/㎏」以内として法的に問題なしとして、消費者団体・マスメディアからの取材、質問に答えようとしなかった明治です。

明治乳業争議団はこの間、明治に対して、学校給食用牛乳・赤ちゃん用粉ミルクにはクーラーステージ原料でなく、汚染されていないゼロ数値の原料を使用する事を、また厚労省にも求めましたが、法的数値「50ベクレル/㎏」以内であれば指導する立場にないと受け入れる姿勢でありません。

下記、秋田放射能測定室検査の「明治おいしい牛乳」検査数値は、2015年7月の新しい検査数値であることは未だにゼロでないものが市場にあることです。秋田放射能測定室の検査方法に対して、「風評被害」を防ぐための低数値とご意見もあるようですが、ともあれ放射能数値が検出されていることは現実なのです。このことを食の安全・安心を提供する乳業メーカーがどの様に消費者に向き合うかという問題だと考えます。
以下転用してみました。


放射能検査:秋田放射能測定室よりから転載しました。

【濃縮】明治 おいしい牛乳【8L】
・2015年7月11日
さて、本日二品目は明治おいしい牛乳になります。

賞味期限等
重量や密度などを記録し
いつものように60-80℃にて数日間掛けて濃縮
8Lからぴったり2Lに減容化させました
完成です(〃^∇^)
今回の試料に関して、生乳の産地などをボランティアママさんがメーカーへ聞き取りを行ってくださいました。

東北工場(工場記号:KT)の主な集乳エリアは、宮城、福島、岩手、山形、青森でございます。
フムフムなるほど・・・、色々と混ざっているのね(´ヘ`;)ウーム…

と言うことで今回も試料を東京大学のGe(ゲルマニウム半導体検出器)にて計測を行いました。

気になる結果ですが・・・
放射性セシウム両核種が検出されました。134Cs/137Csの比率から全量が福島原発由来の汚染であることが判明いたしました。
しかし、前回測った福島県内で生産・販売されている酪王牛乳よりも高い数値とは・・・。
やっぱり測ってみないとわからないもんですねぇ(しみじみ
絶妙なブレンドなのか、Ge計測でなければわからない汚染というのもやっかいです。



◎秋田放射能測定室「ベぐれでねが」測定への疑問を呈している方のご意見も転載してみました。

みなさんも気づかれているかも知れないが、秋田放射能測定室 「べぐれでねが」の公表する放射能汚染測定値がいつも異様に低い。
秋田放射能測定室 「べぐれでねが」
http://beguredenega.com/
どうも怪しい団体である。
まず寄付・カンパを募っているのに、代表責任者の名前も住所もホームページに載っていない。問い合わせ先はEメールアドレスだけである。
カンパ振込先の銀行口座に「サイトウ タクヤ」という名前があるが、これが代表者なのかわからない。
「カンパのお願い」 (べぐれでねが)
http://beguredenega.com/%e3%82%ab%e3%83%b3%e3%83%91%e3%81%ae%e3%81%8a%e9%a1%98%e3%81%84
そして、カンパを何にいくら使ったかの報告もない。
東大に測定を依頼しているというが、東大のどこの研究室で代表責任者は誰か。それも不明である。そもそも特別なコネでもない限り、東大が一市民研究室からの測定依頼を受けるわけがない。私が調べた限り、東京大学の公式サイトにはこの団体との活動に関する説明はない。
東大は国立大学であり我々の血税により運営されているのだから、市民団体と協力するなら、その詳細を明らかにする責任がある。
プルトニウムは飲んでも大丈夫と主張するようなデタラメ御用教授だらけの東大である。
原発推進に不都合な団体と協力するわけがない。測定値は少さく改ざんされていると見るべきだろう。
「上記画像の無断転載・測定結果のテキスト化を禁じます。」とあるが、国立大学、すなわち税金を使って測定した結果に関して、あれこれ制限する権利は「べぐれでねが」にはないだろう。
「当測定室のご紹介」を読むと、真の目的が見え隠れする。
「当測定室のご紹介」 (べぐれでねが) 
http://beguredenega.com/%e5%bd%93%e6%b8%ac%e5%ae%9a%e5%ae%a4%e3%81%ae%e3%81%94%e7%b4%b9%e4%bb%8b
------(引用ここから)---------
秋田放射能測定室『べぐれでねが』は、東京大学との共同研究により、子供たちの内部被曝を防ぐため、食品の放射能汚染について精密測定を行っております。
震災前の汚染水準との比較を目指し、試料に処理を施す等、できる限り低下限値での測定を行います。これは、震災前の汚染レベルと同等以下の汚染を証明することで、真の意味での風評被害を防ぐことが出来ると考えるからです。 (以下略)
------(引用ここまで)---------
要するに風評被害を防ぐための活動なのである。われわれが、食品を持ち込んで測定してもらうのは危険なレベルの汚染を見つけるためであって、
風評被害を防ぐためではない。
この紹介文だけでも正体がバレバレではないか。測定結果には必ず、はるかにベクレル数の多いカリウム40(K40)の値が併記されているのも疑問だ。
K40に比べてはるかに少ないですよと言わんばかりである。
以前、この団体が沼津産アオザメから数百ベクレル/kg検出したという情報を投稿したが、
あまりに低い測定値ばかりだと怪しまれるので、たまにこういった汚染値の高いデータを
公表して信用を得ようとしているのではないだろうか[1]。
ということで、こんな怪しい素性のわからない団体には測定を依頼したり、カンパ・寄付はしないほうが無難である。
何しろ代表者も所在もわからない幽霊のような団体である。
都合が悪くなればブログを閉じてドロンと消えるだろう。
そうなれば責任追及の手立てはない。
かわいいネコちゃんに誤魔化されてはならない。
最近は、一見、市民団体や反脱原発団体のようだが、実体はしっかり政府・原子力ムラの
息のかかった御用団体であったりすることが少なくない。原子力に賛成する人が激減しており、原子力ムラのやり口もより巧妙化しているのである。実態をよく調べ信用できると判断してから協力やカンパをすべきだろう。

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