第76次座り込み行動 4月24日 12時~13時(京橋エドグラン)
市川工場事件(23件)、全国9事業所事件(16件)の審査が、東京都労働委員会において調査(11回)が進行中の報告を含めて、株式会社明治・松田克也社長に対し、審査を待つまでもなく中労委から認定された事実、長期争議の解決にあるべき方向性が提起されている立場で、話合いの時間をつくることを呼びかけました。
主催者挨拶で明治乳業争議支援共闘会議・松本悟議長からの訴え
動画をご覧下さい。
1.争議を解決しない会社の問題点を指摘。
一つは、現経営者の裏に院政を敷いている問題。
二つ目は国家ぐるみでユニオンジャックをしてきた統一協会がらみの問題。
三つ目は弁護団の問題。都労委会長が話合いでどうですかの問い掛けに対しその場で拒否。
四つ目はこのたたかう労働組合を乗っ取った明治乳業労働組合が背景にある問題。
五つ目は明治HDという会社は、中労委や都労委に会社側の委員、監視役として送り続けている問題。
2.激励に駆けつけていただいた橋本静修さんのハーモニカ吹奏ライブ、参加者、通行中の皆さん方も魅了されました。
動画をご覧下さい。
3.食品一般ユニオン組合員の北川さんの訴え
動画をご覧下さい。
4.座り込み行動支援者へのお礼と松田克也社長へ争議解決を呼びかけました。
動画をご覧下さい。
明治HD第14回株主総会に向けて、38年もの長期争議解決のために、明治乳業の典型的な不当労働行為の差別行為を、改めて明らかにし告発し、経営陣が全面解決を決断することを求めて運動を広める決意です。
明治乳業は、労働者を「赤組」「白組」に分けてどちらに身を置くのかと迫り差別を実行してきた。どちらにも付けない労働者を「雑草組」として扱い、労働組合の弱体化を進め会社の意のままになる組織に作り替えてきた。それに帯する闘いが争議の原点にあります。
私たちは、食の安全・安心を求め働いてきた。明治乳業は1972年代に牛乳の脂肪分を上げるために、輸入していた「椰子」の油を添加していた問題を告発し、当時の国会でも追及されて社長はじめ取締役等が退陣に追い込まれた。
日本の酪農の維持存亡の危機にある問題について、農水省交渉をし、国の救済措置で牛を殺すための補償金ではなく維持発展させるための補償を行うことを強く求めて来ました。
特に、明治HDが溜め込む5800億円からの内部留保をあてがい、酪農家があってこそ乳業会社の存在、両輪の関係からも手当を講じることが重要なことであることを告発しました。
5.参加者と心一つにシュプレヒコールを唱和しました。
一、都労委第7回調査の中で「和解の打診」を、明治は、即「明確にありません」と拒否しました。人道的にも許されません。直ちに応じろ!
一、(株)明治は、格差と人権侵害を認めた中労委命令と「付言」の立場で話し合い解決の場をつくれ!
一、都労委残留39件の審査を待つまでもなく、直ちに争議を解決せよ!
一、労働者を赤組、白組、雑草組に分類した差別管理は許さないぞ!
一、赤組集団と称して、年間106万円からの差別を直ちに是正せよ!
一、川村明治HD社長は、減収・減益、株価の下落の責任を取って次期株主総会で退陣せよ!
一、岸田内閣の大軍拡・大増税許すな、閣議で勝手に決めるな!
一、ロシアは、ウクライナ侵攻からただちに撤退せよ!
明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう
6.座り込み行動に興味を示して、オランダ国の観光客の親子さんから話しかけられ、語学堪能な橋本静修さんが、ILOにも訴えている大変な労働差別事件だと説明して、チラシも受け取ってくれました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます