明治ミルクプリン商品回収事件の確認経過
=明治は「微生物」、保健所は「一般生菌(細菌)」、都は「芽胞菌」と名称がなぜ変わる
都の明治とパンピーからの聞き取りによると、最終的に「流通段階」での問題と結論づけた。
明治は、「原因が判明している」ので製造を停止し「回収」するとした。=10℃以上になると「風味劣化」を発生しやすいという。
メープルソースに使用している植物性樹脂の原料に、耐熱性の「芽胞菌」が存在していたという。
芽胞菌に「芽」があるものは「高温殺菌」でも死滅しないと言われている。=芽がなければ死滅する。
高温殺菌だと、ソースに「焦げ臭」がついてしまうので「低温殺菌」を行っていた。
結局の原因は、「流通問題」ではなく、汚染されている「原料」の使用によるものではないのでしょうか?
担当部署に言わせれば、どのような場所でも物でも細菌は常にあるものと言います。
だからこそ「食」に携わる企業は特段の環境を整え注意を促すことに使命を果たすことではないでしょうか。
明治には、これまでの歴史から見て2000年の雪印乳業の大量食中毒事件以降の不祥事・不正・食品衛生法違反等々が25件も発生している。関係行政はしっかりと指導を強めることを求めたい。
国も自治体も、原因究明の問合せに対し、企業秘密にかかわる点を強調し一般論のみとし、「臭いものには蓋」をしてしまう、企業擁護に回っているように強く感じています。
以下の経緯をみて、皆さんはどのように捉えますか。
1 2012年8月31日、株式会社 明治が商品回収に関するお詫びとお知らせを発表。
子会社であるパンピー食品株式会社が製造しました「明治ミルクプリン超BIG
200g」におきまして、「微生物」の影響により賞味期限内に風味劣化が生じる可能
性があるとお詫びを出し23万個回収を公表。
2 パンピー食品株式会社管轄の多摩小平保健所によると。
①メープルソースの糖分に使用している原料は、楓の植物性樹脂からの天然物。そ
れに別の糖分を配合している。殺菌温度は、60℃~80℃の低温殺菌。(高温だと
焦げてしまい苦みが出てしまう)
②加工上、加熱不十分で完全な殺菌が出来なかったのが原因。
③微生物の種類は、「一般生菌(細菌)です。
④10℃以上での培養テストに関しては行われているが、管理上の問題としている。
⑤調査結果の開示対象にはならない=説明はできます。
⑥ハサップ申請・認定は、プリンは菓子の部類に入るので対象にはならない。
⑦パンピー食品としては、原因がはっきりしているので、改善対象として対策が出
来るまで製造はストップすることにしている。
◎基本的に大企業の対象担当は都の23区エリア健康安全研究センター広域監視部
小平地域担当の食品監視課を紹介いただく。
3 健康安全研究センター広域監視部食品監視課「支所」の見解
基本的には行政の条例に基づく範囲での答えしかできません。情報開示はできま
せん。現在行っているのは、原因究明、対策、回収はまだ完全に済んでいません。
改善対策など会社に不利益につながる場合もあるのでお話はできません。
◆いくつかの質問に対する回答
①7月31日以降のもので腹痛、気分が悪くなったと報道があるが、発覚したのは
8月29日だが、一か月の幅の賞味期限としてとらえていいのか?
回答=賞味期限は企業秘密になるので、そのような幅になるのでしょうか。
②どの点で指導し求めているのか?
回答=まだそれらの最終はしていない。23万個の回収がすんでからになります。
③回収した製品の増菌検査をしているのか?
回答=それらの検査は今のところ考えていない。
④新しく立ち上げたラインと言うがラインの原因はないのか?
回答=他の品種には発生していないので、この品種だけです。
●電話でも、来所されても今の時点では条例上話はできません。
4 日本共産党参院議員紙智子議員秘書・小倉さんから厚労省食品安全部監視安全課
に問い質した回答(9月24日)
◆本品の製造者であるパンピー食品株式会社を管轄する東京都によると、明治とパ
ンピー食品への聞き取りの結果、検出された微生物は耐熱性の芽胞菌であるため、
製品の殺菌工程の問題とは考えにくく、流通段階での温度管理に問題があったと
判断していること。
また、自主回収の着手と同時に。当該品の製造を中止していることから、当該
製造施設への緊急の立入りは行っていないが、今後、念のため、実施予定とのこ
とです。
また、食中毒事件との情報については、有症苦情等の通報はありません。
5 厚労省食品安全部監視安全課の回答について確認電話する(10月29日)
製造施設への緊急の立入りは行っていないが、今後、念のため、実施予定とのこ
とですが、立入り調査を行った報告を受けているのかと確認電話する。
回答=報告は受けていません。各行政の判断の報告を受けると言うことから、健
康安全研究センター広域監視部の本部が新宿区百人町にある。又は、都庁の中の食品監視部があるのでそちらにお願いしますと回答。
質問=明治は「微生物」、保健所は「一般生菌(細菌)」、都は「芽胞菌」のように
2転3転しているが、原因をどの様にとらえていますか?
回答=芽胞菌も一般生菌の中にあるものです。
6 健康安全研究センター広域監視部の「本所」に電話する(11月1日)
・・・食品監督第一課食品機動監視係?は、こちらでは何も応えることはできませ
ん。警察の機動隊と同質な所ですので面と向かっても何も応えません。
求めるならば、「都庁の食品監視課」に問い合わせくださいと振られる。
7 同日、都の食品監視課に電話すると、
電話での問い合わせについては、現場担当が詳しいので、立川の担当部署を紹介され振られる。
結局、元の鞘に戻ってしまう。
8 同日、健康安全研究センター広域監視部食品監視課「支所」に経緯を伝え原因と指導を問う
企業(本社)が、危害を与える場合に自主回収を都に届ける。本社の所在する都の
特別行政区にある保健所が管轄しているので、そちらに問い合わせていただきたい。
なぜ「たらい回し」をするのか、そちらが担当として都から紹介を受けている。
①一般論でしか話はできません。
②私の方でしっかりと仕事は進めています。
③芽胞菌は、芽が出てしまっているとなかなか死滅しない。芽がなければ死滅する。
質問=低温殺菌で行っているならば、耐熱性とされる芽胞菌に芽があった場合死滅しないではないのか?
●担当者からは答えなし。
=明治は「微生物」、保健所は「一般生菌(細菌)」、都は「芽胞菌」と名称がなぜ変わる
都の明治とパンピーからの聞き取りによると、最終的に「流通段階」での問題と結論づけた。
明治は、「原因が判明している」ので製造を停止し「回収」するとした。=10℃以上になると「風味劣化」を発生しやすいという。
メープルソースに使用している植物性樹脂の原料に、耐熱性の「芽胞菌」が存在していたという。
芽胞菌に「芽」があるものは「高温殺菌」でも死滅しないと言われている。=芽がなければ死滅する。
高温殺菌だと、ソースに「焦げ臭」がついてしまうので「低温殺菌」を行っていた。
結局の原因は、「流通問題」ではなく、汚染されている「原料」の使用によるものではないのでしょうか?
担当部署に言わせれば、どのような場所でも物でも細菌は常にあるものと言います。
だからこそ「食」に携わる企業は特段の環境を整え注意を促すことに使命を果たすことではないでしょうか。
明治には、これまでの歴史から見て2000年の雪印乳業の大量食中毒事件以降の不祥事・不正・食品衛生法違反等々が25件も発生している。関係行政はしっかりと指導を強めることを求めたい。
国も自治体も、原因究明の問合せに対し、企業秘密にかかわる点を強調し一般論のみとし、「臭いものには蓋」をしてしまう、企業擁護に回っているように強く感じています。
以下の経緯をみて、皆さんはどのように捉えますか。
1 2012年8月31日、株式会社 明治が商品回収に関するお詫びとお知らせを発表。
子会社であるパンピー食品株式会社が製造しました「明治ミルクプリン超BIG
200g」におきまして、「微生物」の影響により賞味期限内に風味劣化が生じる可能
性があるとお詫びを出し23万個回収を公表。
2 パンピー食品株式会社管轄の多摩小平保健所によると。
①メープルソースの糖分に使用している原料は、楓の植物性樹脂からの天然物。そ
れに別の糖分を配合している。殺菌温度は、60℃~80℃の低温殺菌。(高温だと
焦げてしまい苦みが出てしまう)
②加工上、加熱不十分で完全な殺菌が出来なかったのが原因。
③微生物の種類は、「一般生菌(細菌)です。
④10℃以上での培養テストに関しては行われているが、管理上の問題としている。
⑤調査結果の開示対象にはならない=説明はできます。
⑥ハサップ申請・認定は、プリンは菓子の部類に入るので対象にはならない。
⑦パンピー食品としては、原因がはっきりしているので、改善対象として対策が出
来るまで製造はストップすることにしている。
◎基本的に大企業の対象担当は都の23区エリア健康安全研究センター広域監視部
小平地域担当の食品監視課を紹介いただく。
3 健康安全研究センター広域監視部食品監視課「支所」の見解
基本的には行政の条例に基づく範囲での答えしかできません。情報開示はできま
せん。現在行っているのは、原因究明、対策、回収はまだ完全に済んでいません。
改善対策など会社に不利益につながる場合もあるのでお話はできません。
◆いくつかの質問に対する回答
①7月31日以降のもので腹痛、気分が悪くなったと報道があるが、発覚したのは
8月29日だが、一か月の幅の賞味期限としてとらえていいのか?
回答=賞味期限は企業秘密になるので、そのような幅になるのでしょうか。
②どの点で指導し求めているのか?
回答=まだそれらの最終はしていない。23万個の回収がすんでからになります。
③回収した製品の増菌検査をしているのか?
回答=それらの検査は今のところ考えていない。
④新しく立ち上げたラインと言うがラインの原因はないのか?
回答=他の品種には発生していないので、この品種だけです。
●電話でも、来所されても今の時点では条例上話はできません。
4 日本共産党参院議員紙智子議員秘書・小倉さんから厚労省食品安全部監視安全課
に問い質した回答(9月24日)
◆本品の製造者であるパンピー食品株式会社を管轄する東京都によると、明治とパ
ンピー食品への聞き取りの結果、検出された微生物は耐熱性の芽胞菌であるため、
製品の殺菌工程の問題とは考えにくく、流通段階での温度管理に問題があったと
判断していること。
また、自主回収の着手と同時に。当該品の製造を中止していることから、当該
製造施設への緊急の立入りは行っていないが、今後、念のため、実施予定とのこ
とです。
また、食中毒事件との情報については、有症苦情等の通報はありません。
5 厚労省食品安全部監視安全課の回答について確認電話する(10月29日)
製造施設への緊急の立入りは行っていないが、今後、念のため、実施予定とのこ
とですが、立入り調査を行った報告を受けているのかと確認電話する。
回答=報告は受けていません。各行政の判断の報告を受けると言うことから、健
康安全研究センター広域監視部の本部が新宿区百人町にある。又は、都庁の中の食品監視部があるのでそちらにお願いしますと回答。
質問=明治は「微生物」、保健所は「一般生菌(細菌)」、都は「芽胞菌」のように
2転3転しているが、原因をどの様にとらえていますか?
回答=芽胞菌も一般生菌の中にあるものです。
6 健康安全研究センター広域監視部の「本所」に電話する(11月1日)
・・・食品監督第一課食品機動監視係?は、こちらでは何も応えることはできませ
ん。警察の機動隊と同質な所ですので面と向かっても何も応えません。
求めるならば、「都庁の食品監視課」に問い合わせくださいと振られる。
7 同日、都の食品監視課に電話すると、
電話での問い合わせについては、現場担当が詳しいので、立川の担当部署を紹介され振られる。
結局、元の鞘に戻ってしまう。
8 同日、健康安全研究センター広域監視部食品監視課「支所」に経緯を伝え原因と指導を問う
企業(本社)が、危害を与える場合に自主回収を都に届ける。本社の所在する都の
特別行政区にある保健所が管轄しているので、そちらに問い合わせていただきたい。
なぜ「たらい回し」をするのか、そちらが担当として都から紹介を受けている。
①一般論でしか話はできません。
②私の方でしっかりと仕事は進めています。
③芽胞菌は、芽が出てしまっているとなかなか死滅しない。芽がなければ死滅する。
質問=低温殺菌で行っているならば、耐熱性とされる芽胞菌に芽があった場合死滅しないではないのか?
●担当者からは答えなし。
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