明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

都庁前東京争議団共同宣伝

2010年10月25日 15時25分31秒 | レポート
 10月12日(火)、一人の首切りも一切の差別を許さないの一点で共同闘争を進める東京争議団の共同都庁前宣伝を実施しました。(都労委係争中の明乳争議団、C&S組合、キャノン非正規労働組合、電算労東和システム支部、松陰学園教職員組合)
9月15日の明治乳業都労委審問で、会社田巻証人に対する反対尋問を通して、市川工場事件高裁判決の事実認定が判決文の確認の中で、その様に書いてありますと認めざるを得なかった。改めて確認されたことは重要であります。①、判決文46ページの「申立人らを組合活動の面では1つの集団と見た上で、成績格差の有無の集団的な考察の判断を進めることが許される」。②、53ページ「申立人らとその他の者とを比較した場合、号給の点においては、無視することができない差異が存在しているものと認められる」。③、格差の原因についても、57ページで「人事考課成績でおしなべて低位な成績であったことで、昇号給・昇格が遷延していたためである」。さらに、61ページでは、秘密書類(笠原ファイル)から「控訴人らの上記主張が妥当するとみる余地はある」と判断していることを明確に証言させたこと。
 現役の中央労働委員会公益委員の佐貫葉子氏(弁護士)が、明治ホールディングス株式会社の社外取締役として含まれていること。09年度取締役会13回中12回出席し、弁護士の立場から活発な助言・意見を述べていることに対し、企業の不当労働行為や権利侵害を厳しく断罪し、労働者・労働組合の団結権や諸権利の迅速な現状回復を使命とする労働委員会の職責から見るならばふさわしくないことなどを訴えました。
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