明治乳業争議団(blog)

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4月6日東京地裁に行政訴訟申し立て、引き続き座り込みを通して自主解決を明治に求める

2017年04月13日 16時04分24秒 | お知らせ


 2月17日、中労委全国9事業所32名に対する命令が交付された直後の3月21日、22日第15次座り込みを実施し、株式会社明治に、中労委が求める「付言」の立場を受け止め自主解決のテーブルをつくることを求めて来ました。
明治は、その後も主文「棄却」の二文字にしがみついたまま求めに応じる姿勢を閉ざしたままでいます。
 命令を受け3月中に、全国申立人らの支援者などに、「命令報告決起集会」を千葉、愛知、埼玉、福岡、静岡、石川、京都、大阪と実施し命令の内容をしっかり受け止め、明治に解決迫る意志統一をつくりあげてきました。

 争議団・支援共闘会議と各支援者は、4月6日に中労委命令取り消し訴訟を申し立てた立場から、引き続き第16次座り込みを4月10日、11日と実施しました。
特に行動前に、大阪の報告集会の名において決議案を採択された「申入書」を持参し、株式会社明治と明治HDへ届けましたが、両方とも「受け取り拒否」の態度を取りました。

受け取り拒否の報告する大阪井村副団長
 
一日目の10日

 天気に恵まれ支援共闘会議松本議長の主催者挨拶に始まり、激励連帯に駆けつけてこられた東京地評森田議長はじめ、命令を受けた当事者を支援する埼玉戸田地区労議長・支援する戸田の会の横田議長、千葉県から山城事務局長、新宿区労連から福島常任幹事、共にたたかうJAL乗員・客乗原告から小栗事務局次長などから、明治は、中労委命令の事実認定に合わせて「付言」を加えた命令に真摯に応えただちに争議解決に踏み出すことをそれぞれから訴えられました。



2日目の11日

 朝からの雨天により(前日の行動から雨天中止を確認)中止としましたが、連絡漏れから駆けつけていただいた方と株式会社明治に対し、雨天のため中止としますが、中労委命令を積極的に受け止め解決のテーブルをつくることを改めて求めました。
 いま取り組んでいる①争議が絶えない異常②不祥事・不正が絶えない異常③安全教育不履行の下7名の死亡事故の異常を告発し「社長へのメッセージ」が全国から寄せられている一部をチラシに掲載しているのでその一部を読み上げ紹介しました。

・中労委命令は市川工場事件及び全国事件らに職分格差(その帰結として賃金格差)が存在していたのは紛れもない事実である。と認定された以上、解決の引き延ばしは許されない。直ちに話し合いで解決を望む。(千葉県)

・食の安全を守る食品メーカーだからこそ働く者の人権を守って下さい。(沖縄県)

・「ブルガリアヨーグルト」が大好きです。が、その製品を造る人々の安全、健康、人としての尊厳を守らない職場は大嫌いです!自然を大切にし、大企業としての責任を持って利潤追求だけでない方針を是非考えて下さい。(北海道)

・(株)明治は健康に良いとするヨーグルトの開発など、人の役に立つ事業を行う会社だと思います。社員にも優しい会社でなければユーザーに優しい商品はできないと思います。(茨城県)

・こんな会社とは思いませんでした。正直にこわいです。子どもの口に入るものがこんな有害とは。今宅配して頂いている牛乳もやめようと思います。(大阪府)

・人権を無視した組合員への差別を早期に止めて下さい。従業員の人権がないがしろにされる企業に明るく働きやすい職場はありません。食品への安全無視顧客への感謝の気持ちもない会社に未来はありません。早期の争議の解決を求めます。(東京都)

・社会的責任のある大企業とは思えない人権侵害を今すぐやめ、争議の解決をはかるべきです。30年以上もの間、解決を求めている争議団の人たちに、人間として謝罪すべきです。(神奈川県)

・働く人の人権、命と健康を守ってください。消費者として心からお願いします。労働者の声をしっかり聞いて争議の早期解決をはかって下さい。(岡山県)
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