…サブタイトルは、「空からまさかが降ってきた」でしょか(笑)。
前回、笑っている場合では無いと書きましたが、
まぁ笑えそうな状況になってきましたので。
と、その前に、まずは母娘無事にマラソン大会10キロ完走してきました。
ぱちぱちぱち。一安心。
で、なんだか今年は体調がぱっとしなくって、
特に先月からどうもイカんでして、
このマラソン大会の前になんとかしようと、今月の初めに病院に行ってきたんですわ。
以前から甲状腺の病気があって、それが悪くなったのかと専門の病院に行きましたら。
その病気の他にもうひとつ変なものが見つかってしまいまして。
つまりは腫瘍です。まさかのガンの疑いですわ。
その場で検査(細胞診)の予約、
後日検査を致しまして。←首に針刺したのよっ。
検査の結果待ちとマラソン大会待ちと娘になんて報告すればいいんだろうと、
まさに不安のトロイカ三頭立てな毎日でした。
甲状腺がんは一部を除いてはそれほど性質の悪いガンではないようですが、
ガンかもしれないというより、娘を悲しませてしまう、心配させてしまうなという気持ちが大きくて、
検査結果が出るまでは言うつもりはなくても、ぽろっと喋ってしまいそうで。
なんでしょね、大きな、ぶよよんとしたドス黒い水風船が空から私の上にのしかかっているような。
どよよよよ~~ん。
結果が出るまでの10日間プラス、
その後の娘に知らせるまでの数日間、いやぁ、滅入る滅入るでした。
で、その空から降ってきたまさかはまさかなのか?ですが、
結果としてはグレーゾーン。
はっきり良性とは出ませんでした。もちろん、悪性ともね。
要追跡ってやつです。
言われて注意して触ってみれば、確かに指に触れますけど、
これ腫瘍があるって言われなければ、
よほど大きくなったり、なにか異物感や自覚症状が出ない限り、そのまま気づかずに一生を終えそうな。
大会が終わった夜に娘に報告。
泣いちゃうだろななんて、こっちのほうが泣きそうになったんですけど(笑)、
さすがに医療従事者、すっごい冷静といいますか、
『甲状腺の腫瘍はよく見かけるし、死因で見たこと(勤め始めてから)まだないし。
それに、あの先生だし追跡なら安心だし、これ、ガンって診断されたわけじゃないでしょ』
ちょっと拍子抜け感ありましたけど(笑)、
あの夜な夜な娘を思い、潰れそうになった日々はナンだったんだなんですけど、
娘が冷静に受け止め大丈夫なら、私も大丈夫。
笑顔に救われましたわ。
グレーゾーンの腫瘍も私のこれからの生活の一部かと。
金色の田んぼを眺めながら帰ってきました。
追筆
あまり今回のことには触れずに進めようかと迷ったのですが…
首のチェックをしてみるかたもいるかなと。
あまりしないでしょ?私もしたことありませんでしたから。