毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

立待岬

2011-10-15 23:56:56 | ささやかな小旅行

 

 

『立待岬に行きたいっ』と娘が言い出しまして。

函館に住んでいた頃、友人知人や親戚がくると、車でいろいろ案内して走り回ったのですが、

立待岬もその都度何度も立ち寄った。

おまけに娘のお友達も青柳・谷地頭・住吉に住んでいて、送り迎えの途中に寄ったりもした。

でも、まるっきり覚えていないそうで。

う~~ん。そんなものなのか。

というわけで、私の中では暗く地味な印象が強い立待岬へと行くことに。

 

 

立待岬といえば。

通り道の細い一方通行の坂の途中にあるのが石川啄木一族のお墓。

 

 

 

 

東海の小島の磯の白砂に

われ泣きぬれて

蟹とたはむる

 ↑ここだけ文字サイズが大きくなりませんっ。カニちゃんが呼んでいる?

 

函館の青柳町こそかなしけれ

友の恋歌

矢ぐるまの花

 

こちらのほうが私は好きですわ。だって青柳町ですし、この歌碑は函館公園内にあったはず。

 

 

 

 

この景色を見続けているのでしょか。

 

啄木一族のお墓を過ぎると、すぐに立待岬の駐車場が見えてくるのですが。

素直に下の、岬に近いほうの駐車場に車を停めようとする娘に『ちょっと待った』をかけまして。

上の、まずは一段上の駐車場に車を停車。

なにゆえってこれですわ。

 

 

おいおいって言われそうなんですけど、これです、これを見るには上の駐車場に停める必要が。

この売店付近にカノン砲が備え付けられていたと。

現在はもちろん撤去されてますが、

この建物は砲座跡に作られたような、なんだかそんなカタチにみえてしまうんですけど。

 

 

 

この位置から見るとただの古い建物よね。

でも高い位置から見ると、しっかり円形になっているのがわかります。

さらに真後ろのお山のてっぺんにも要塞が残っているそうです(立ち入り禁止ですが)。

 

 

 

 

 

上の駐車場からの景色もなかなかよいと思うのですが。

 

 

でね、娘に感謝なのですが。

何度か立待岬には来ているのですが、今回が一番綺麗で見ごたえがあったよなと。

暗くて地味な印象を一掃。

お天気も、私のうかれた気分も関係しているのでしょうけど、

それよりなにより立待岬変わった?リニューアルした??

って地形は新たなエグレが増えましたとかではなく、昔と同じなんでしょけど、

遊歩道が出来ているし、なんだろ、開放的な感じになってるのよ。あ、イメージです、個人のね。

 だって、

 

 

 

イカですから(笑)。 ぐるぅっと一周イカですから。

これは脱力と和みを意図した作戦?踊る?

 

 

踏み跡がはっきりあるの、わかります?左上ね。

これって飛び降りじゃなくて、撮影とか好奇心とか度胸試しとかで乗り越えて進入するんでしょか。

絶対それって怖くて無理なんですけど。

 

 

娘と『ちんさぶ~っ』を連呼(笑)。

『って無いんですけど』も連呼。あぁ失礼致しました。

あの白金の滝の橋以来の『ちんさぶ』コールでした。

 

 

ぶるるとな。

 

 

洞窟。

と写真手前にも踏み跡が。

 

 

 

さてと。

 

 

 

座って待つ娘と、座って待つおばさん。

いやぁ、普通に意識せずに座っただけなのに、私って座り方ワイルドだったりして。

娘は娘さん的ほにゃにゃかさが漂ってるけど、あ、女性的っていえばいいのか、

私はなんだかこれって男っぽいかも(汗)。

あ、ちなみにベンチの背に立待岬と記されております。微妙にウケるんですけど。

 

さらに、

 

  

乙女ちっくな娘と、なんだかおっさんちっくMAXなおばさん。

いえ、何か面白いことやってと要求されたので、

立って待つ人を演じたつもりなのですが、単にワイルドな、言葉に詰まる人となってしまいました。

これって素でしょか。

 

 

 

娘が写した、愛車と海。

 

 愛車と海を写している娘を、さらに写してみる。

ってこれって函館公園の逆バージョンだって。

 

 

 

 

 

以上、立待岬でした。

今日は意欲的に2本投稿で頑張ってみましたっ(笑)。

 


函館港

2011-10-15 10:57:57 | ささやかな小旅行

 

 

 

朝は早くに目が覚めてしまいます(爆)。

いえ、さすがに4時5時ではないですけど、6時を過ぎると目が覚めてしまいまして。

娘はすーぴー眠ってますし。

 

函館山夜景から山麓駅まで下りてきますと、雨。

夜中は雷と激しい雨音。

目が覚めた6時も雨音がしていたのですが。

なんだかカーテンの向こうにお日様の気配が。

 

 

 

真っ赤な屋根は旧小林写真館。

 

 

 

雨上がった?単独で散歩行っちまう?行く行く行っちまえでして。

 

携帯はポケット、片手にデジカメ、もう一方の手には折り畳み傘を持ち、

とりあえず宿泊先エリアを歩いてみたのですが。

そうだ、時短するには走ればいいんだわ。走れば遠くまで行けるし娘の目覚めの頃には戻ってこられる。

 

…この早朝ラン散歩撮りはかなりの枚数に達しまして。

取り込み画像を見た娘が、

『あなたどんだけ走ってんの』とあきれておりましたが。

まぁ母のことはあきらめなさい。

 

走って移動しながら写した写真のほとんどは古い建築物です。

どうまとめたらいいのか困っておりますので←おいおいなんですけど。、

まぁあまり考えずにぽちぽち&どぇんとアップしてゆきます。

 

では、雨上がり決死隊、いえ、雨上がり早朝ラン函館港です。

 

 

 

この橋(新島橋ですって、あの新島襄さんね)の向こうが緑の島なのですが、

ゲートに施錠してありまして、一箇所だけチェーンが外れてて、

そこからでしょか、中に入って釣りをしている人たちの姿も見受けられるんですけど、

観光おばさんがひとり突入&緑の島外周走ってくるのもどんなものよと思いとどまりまして。

 

 

 

石畳に水溜りができてます。

 

 

 

 

 

 

 

これは結構嬉しい発見だったんですけど。

娘いわく海軍か?ワンピが出てくるのね、やっぱり。

 

 で、やっぱり廃屋が出てくるおばさんです。

 

 製氷場の文字が読み取れます。

 

 

 

以上、ささっと函館港でした。