本日まさかの3本目の投稿となる、17ページシリーズです。
今回は年末年始をはさみ2回分の冊数となるのですが、
思うほど読めなかったのと、期待していたほどの面白さ(あくまでも個人的なものです)ではなかったのと、
ちょっと新年第一弾にしては不発な内容となりますが、
まずは今年初の17ページシリーズを。
ほとんどが昨年中に読み終わったものばかりです。
ではいつものように、今回は10日間ではないのだけれど、
この期間中に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、
あとは感想にも紹介にもならない雑文です。
脳にいいことだけどやりなさい!/マーシー・シャイモフ 茂木健一郎訳
17ページは目次でした。
古本屋さんでぱっと買ってしまった1冊。
人は一日に6万個の物事を考えていて、その95%は前日も前々日も考えていたことだそうです。
で、問題なのはその習慣的な考えの約80%がネガティブなものだそうです。
私は常に後ろ向きのネガティブ傾向が強いので、なんだかおいおいそうなんだよと納得。
そこを認識できたのはこの本を読んで得た成果かなと。
おいおいまた考えてるよ、と持っていけたら軌道修正できるんじゃない?
前半はふむふむと読めたのだけれど、どんどんなんというかスピリチュアルっぽくなってきて、
そういうのはどうも苦手なので完読せず終了。
彼女たちはみな、若くして死んだ/チャールズ・ボズウェル 山田順子訳
していた、シフォニアと呼ばれる、浅い引き出し付きの小型テーブルを調べた。引き出し
短編10作収録されているのだけれど、どうも犯罪・短編というとシーラッハさんと比べてしまい、
また年末の忙しい時期と重なって、この本に時間を費やす気になれず、
時期が時期でなければもっと読んだのかもしれないけれど、途中でストップ。
タイトルはうまいなぁ。ちょっと未練が残るので、またいつか読んでみるかも。
なみのひとなみのいとなみ/宮田珠己
さと持って行こうと思ったら色とかサイズがいろいろあったりして、ああもう、何やってるん
やはりなんといっても『好きなことはイヤなことと必ずセットでやってくる』でしょね、
これ座右の銘にするか(笑)。
気になったのは(本当に気になって宮田さんに手紙を書きたくなったほど)、
「キレたり獣のように叫んだりした話」のキレの部分と「まぶたの中の記録映像」。
なんで手紙を書きたくなったほどなのかというと、私経験あるんです、まぶたの中の記録映像。
実際には宮田さんと違ってまぶたではなく部屋の壁や天井だったのだけれど、
アタマの中に血の塊ができ視神経とか視覚野がやられてしまった時期(限定)で、
突然まったく予期せぬ映像がどんと現れたんです。
天井や壁をスクリーン代わりにあんなに大きく大きく写っているのに周りの人には見えていない。
幌馬車だったり、外国の女優さんだったり。
文字通りアタマがおかしくなったというか、どこか回路が変になっていたのだと思う。
手術で血の塊や絡まっている血管を取り除いたら、きれいさっぱり見えなくなってしまったけれど。
入院中にもうひとり同じような話を聞いたことがある。
彼女は天井いっぱい人の顔だったそうだ。その後の経過はわからないけれど。
「キレたり」でも脳の血管のことを自覚しているみたいだし、なんだかちょっと心配で。
脳ドックへ行ったほうがいいのではないかと。
何か抱えているような気がします。
しずかな日々/椰月美智子
含めてだ。
椰月さんを読むのはこれが初めてなのだけれど、これ、ヒットでした。いい本です。
図書館本なのだけれど、自分専用に一冊購入する予定。
椰月さんをもう少し読んでみたい気がするけれど、初めての椰月さん本がかなりのヒットだっただけに、
逆に次の本を読むのが怖いというか、失望、がっかりしたらどうしようかと、
次の一冊は何にしたらいいのか模索中。
戌年だからというわけではないのですが、
宮田さんの本の中で南総里見八犬伝をとても褒めていて、
そういえば昔テレビでやっていたけれど全然覚えてないな、
そんなに面白いのなら読んでみるかと、年末年始を利用してぽつりぽつりと読んでみたのですが、
それはまた後日にします。
以上、今年最初の17ページシリーズでした。