毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 227

2018-01-29 23:28:28 | 本 3

 

札幌の今日の最高気温は-5度だったそうで、

外に出たらもうこれ寒い寒い、マスク様様でありました。

 

さて、今回はさらさらっと読んだ本ばかりなので、

書くのもやはりさらさらっと簡単に。

 

いつものように、この10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは感想にも紹介にもならない雑文です。

 

 

 

 マリー・アントワネットの娘/藤本ひとみ

夫は、頭がよかったと自分ではいってい

 

藤本さんの書く本ってタイトルが苦手というか、なんだろ、イメージがあまりよくなくって、

過去1冊しか読んだことがなかったのですが、今回はその苦手だといっていたはずのタイトル買い。

アントワネットの娘といえば、マリー・テレーズ。

アントワネットが生んだ子供の中でただ一人生き残った人物です。

ルイ16世幽囚記は数年前に読んだけれど、その後のマリー・テレーズに関してはあまり詳しく載っていなかった。

この本もそこまで詳しく載っているわけではないのだけれど、感じたことは、

あれ、なんだかメアリー・スチュアートに共通しているものがあるかなと。

空気を読めない、時代の流れを掴めない、感覚・考えの切り替え、上書きをできない。

なんて読み進めていくと、この文庫本はマリー・テレーズの話だけではなく、後半はマルゴ王妃の話も載っている。

タイトルは「美貌の色情狂マルゴ王妃」「性欲過剰の真珠」←ある意味凄い、「色情狂の成り立ち」と、

ほらほらやっぱり凄いタイトルで迫っている。

で、その色情狂マルゴ王妃の話の中に、なんと噂のメアリー・スチュアートが登場。

メアリー・スチュアートの最初の夫の妹が、マルゴ。そうかと一人納得。

写真も豊富で、意外と使える本だったかも。

 

 

 

 

 

 倫敦塔・幻影の盾/夏目漱石

りていう「牢守りは牢の掟を破りがたし。御子等は変る事なく、すこやかに月日を過

 

 

 

 ロンドン漱石文学散歩/出口保夫

にした。アンドルーズはケンブリッジのペンブルック学寮の先生であった。

 

 

 

 漱石の孫/夏目房之介

 本当はスタッフが、先に漱石の元下宿に向かって歩いてくれるので、カメラに先導

 

 

大胆にも3冊まとめて。

ロンドン塔は私の行ってみたい場所の中のひとつで、漱石は1900年の留学中に観光してるんですね。

この本をガイド本として歩いてみたら面白いだろな。

そうか、漱石がイギリス留学をしていた頃にヴィクトリア女王が亡くなり、スコットが第一次南極探検に出発し、

日本では遼東半島をめぐり日露開戦は数年後、

私の中でばらばらだったピースが一箇所に集まったかんじ。

 

 

 

 

 

 ざんねんないきもの事典/今泉忠明監修

体のつくりや能力が進化しても、環境がガラリと変われば、絶めつしてしまう!

 

 

「続」のほうを先に読んでしまったのだけれど、おもしろいのだけれど、

やっぱりそれって残念なことではないと思います、はい。「続」のときにも書きましたが。

といいつつ、今回もおもしろかった。これをきっかけにどこかでだれかがもっと深く知ろうと励み、

勉強研究を重ね、学者なり研究者なり専門職種につく人もでてくるかも。

直球どストレート、ハート直撃だったのが、カカポ。なんて可愛いんだ、私好みだ、会いたい!

ああ、カカポと一緒に暮らしたい、視界のどこかにカカポがいてくれれば。

どこに行けば会えるのだろう、道内の動物園にいないのかと調べてみたら、

おお、絶滅危惧種で、そんな動物園どころの話ではないと知り驚愕。

タイトルが「ざんねんな」ではなく「ゆかいな」とか「ふしぎな」とかだったらここまで話題にならなかったかな。

タイトルって重要なんですね。

 

と、今回は全然だめだめですみません。終了します。