今日は暖かい。風も狂暴ではない。
今年初となる外走りに行ってきました。
初といっても三角山は冬でも下りは走っていた(安全速度で)。
今日は下りだけではなく長い上りも持ち受けている。
毎年一番最初に走るときって、ちゃんと走れるか途中でだめにならないか心配で、
それも毎年確実に年齢増えているわけで、
今年の私はどうなのよと不安を抱えてスタートするのですが、
そうそれにマスクというハードルもあるわけですが、なんとか無事走り終えました。
あまり信じてもらえそうにないですが、
私ってあまり丈夫なほうではなかったので、体育はほとんど見学、
病院通い、運動とは無縁の10代20代30代だった。
移動は車(運転していた)、走るとか山とかあれはきっとどこか変な人がするものだと考えていた。
じゃあどこでこんな私になったかというと、
30代ラストの手術でしょか。
脳動静脈奇形というちょっと珍しい先天性の脳の毛細血管異常がありそれが脳内で破裂、
絡まっている血管と溜まってできた血腫の除去で開頭手術、
部位が小さかったことで死には至らなかったけれど、
血腫で視神経圧し潰されちゃって、以後車の運転は一度もしていません。
10万人にひとり 過去記事です。
思うに、子供のころから遠足や炎天下が苦手というより避けたくて避けたくて、
既に脳内に爆弾を抱えていたのだけれどそんなことは誰も知るわけがなく、
生命危険センサーだけがやめとけやめとけと警報をだしていたのかと。
光、日射し、フラッシュ、木洩れ日のちらちら、
それだけで倒れそうになるほどだった。
この目この視野での暮らしに慣れてしまうと、
危険部位がなくなったというのは素晴らしい変化で、
あんなに具合が悪くなっていた外がなんともない。
木洩れ日や光のちらちら雪の反射はきついけれど、意識が遠のく気配はない。
若い頃運動しなかったできなかった分を今とりかえしている?
股関節やら膝やら足底やらいろいろ痛い目にあってきたけれど、
まぁなんとかこうやって元気に毎日動けているからしあわせだなぁと思います。