またひとり、女子高生が目の前で転んだ。
歩道が下りの緩い傾斜になっていて、ずるっと滑りどどどと両足を前に投げ出し着地。
尻餅というのか、お人形さん座りというのか。
で。
前にも女子高生の転倒場面に遭遇したことがあり、
悲鳴ではなく大胆な叫び声をあげながら大胆にすっ転んでいて、
いやぁ、いいぞ、元気だ女子高生! と思ったのですが、今回コケた彼女もすごかった。
「きゃぁ」とか「いやぁぁぁぁ」ではなく、
「でぃぇぇぇぇぇぇぇーっ!!!」と大絶叫。
そして「ぎゃはははははーっ」と大笑い。
いやぁ、いいぞ、女子高生! 元気なコケっぷりにおばさんも明るくなってしまったよ。
2回とも一人歩きではなく友達と楽しく歩いていたからこの明るさなのか?
一人で歩いているときだったらどうなったんだろう。
一人でコケても大胆に叫ぶのか?
私なら・・・、滑り度合いにもよるけれど、やっぱり叫ぶかな、もちろん「きゃぁ」ではなく「あーーーーっ」かな。
今冬、転ぶ瞬間人はどのような声を発するのか、これ課題としよう。
さて、話はがらっとかわりますが、
1911年12月14日(15日と表記もあり)、アムンセンが南極点に到達した日です。
冷酷なイメージがつきまとうアムンセンですが、私は冷静な判断力を持つ人と思っています。
冷静すぎるから冷酷非道といわれてしまうのかもしれませんけれど。
で、アムンセンの本を南極点到達から115年後の今日、
南極点探検がほぼ同時期ということでアムンセンが書いた本をもう一度読もうと、
初読は図書館本で手元にないためネットでぽちっとしたけれど、いまだ到着せず。
南極点に初めて立った男、アムンセン。
貴重な動画が残っています。
本に書いてありますか?
残念ながら本がまだ手元に届いてないんです。
メモが残っていたので、そこから少し。
(書名は記してないというポカをやらかしています。
アムンセンが書いた南極点征服ではなく、本田勝一集28のスコットとアムンセンのメモだと思います)
・誤差を予測し半径20キロの円で「極点」を囲み3方向へ放射線状に半径を往復し、踏んでいるはずとした。
・さらに10キロ移動し徹底的な確認、24時間にわたり1時間ごとの天測。
・さらに念を入れて半径7キロ放射線沿い3方向往復して極点を包囲
この作業に14日~16日の3日間費やしています。
17日に予備の小型テントを張り極点に残し、中にはノルウェー国王あての手紙とスコットあての手紙を残しています。写真のテントですね。このテントを見つけるのは次に極点に到着するイギリス隊のはずだから、到達を証明するために手紙を持ち帰ってくれと依頼、他に余分な計器類やトナカイ皮の寝袋なども必要なら使ってもらうよう残しています。
そのスコット隊は34日遅れの1月17日に到着、翌18日に正確な極点探しをしているのですが私のメモにはあっていたとも間違っていたとも書いてありません。
長々とすみません。
今度読み直すときには道具と方法をメモします。
スコットにくらべアムンセンは用意周到目標達成するためには徹底的にとことん準備していたと記憶しています。天測という言葉が出ていますが、竹ざおと影と人の配置、六分儀も出ていたかなぁ。アムンセンは航海士でもあります。
さすがくまぼうさんですね、私はそういうことは全然考えずハラハラしながら読んでいました。
長いばかりで的確な答えでなくてすみません。
10キロ移動するとか、7キロをうろうろするなんて、ただ走るだけならできますけど、作業しながら3日でやっちゃうなんてすごいですね。天候にも恵まれたんでしょうか。
先日、カーラジオで暦の歴史をやってたのを思い出しました。真剣には聞いてなかったんだけど、紀元前にすでにうるう年もわかっていたとか。それも天文観測結果ですね。
多少地形の起伏はあるにしても、白い平原でどうするんだろ、と自分の価値観で考えてしまいました。アムンセンのこと、ほとんど知りませんが、今度本を読んでみます。
ところで、一か月後にイギリス隊が来るんだったら誤差の範囲でしょうが、そのテントの位置は、今も残っているとすると南極点からはるかにずれている、って知ってますか?
クイズ番組でも見たことあるような気がするので、知ってる人には当たり前の質問かもしれませんが。
メモには、犬がとても元気だったと書いてありました。とはいえこれだけのことをするのですからすごいですよね。
デポの目印ひとつとってみても、スコットとアムンセンとでは全然違っていて、これだもの生還できるよなと。機会があればぜひ読んでみてください。
テントの位置が南極点からはるかにずれている、それって計測ミスというのではなく氷床が年々海に向かって動いているからテントも一緒に動いて現在に至るということでしょか。
しかし、南極の本を読む自分がいるなんて昔はとても考えられませんでした。歳をとるっておもしろいですね。
30年前、南極点に行った人から、今年の南極点、去年の南極点、というポールがずらっと並んでいる写真を見せてもらった記憶がありますが、今は過去のポールはないみたいですね。
本田勝一は一冊読んでつまらなくてそれっきり。和泉雅子には惹かれるものがなくて、本屋に積まれているのは見てたけど手に取ったことないです。積ん読リストに加えます。
正解でよかった(笑)。
和泉さんは一昨日から惹かれ始めました(笑)。
あんなにきれいな女優さんがどうして北極点を歩いて目指したのか。そこのところが知りたいです。なんでなんだろと思ってしまうわけです。私の得意のパターンですね。
アムンゼンは英語読みで、アムンセンはノルウェー語読みだと以前何かの本で読みました。
アムンセンだとなんだか力が入らない、膝かっくん的な響きだなと初めは思ったのですが、
慣れるとこちらのほうが軽やかで心地よい響きで、もう戻れそうにないです。